11R

新潟大賞典

15:20発走 / 芝2000m (左 外 B) / 天候:晴 / 馬場:稍
1回 新潟 4日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際) ハンデ 16頭
本賞金:4100,1600,1000,620,410万円
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 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

7

相手

4

8

2通り 各3000円

馬連流し

7

相手

1

2

6

9

4通り 各1000円

山崎エリカの見解

 春の新潟開催を代表する新潟大賞典。このレースは、ここをステップ宝塚記念へ向かう馬もいれば、来月のエプソムCやサマー2000シリーズを目指す馬もいて、中距離路線のG3としてはレベルが高くなる年もあります。今年は、いつもの顔ぶれにハイレベルな準オープンを制した新興勢力の4歳馬が加わって、メンバー質の高い一戦となりました。それらが勝てば宝塚記念を目指し、負ければエプソムCを狙うと言ったとことでしょうか。

 また、土曜日の新潟は、断続的に雨が降ってハッキリと時計を要していました。しかし、夕方にはしっかりと降り止んだようなので、明日は稍重くらいに回復する可能性大。馬場回復化で後半になるにつれて、前内有利のレースになって行きそうです。今回は、先行馬が揃った一戦ですが、それほどペースは上らない可能性が高く、前内有利の方向性で馬券を組み立てたいです。

 よって、◎には4走前の三田特別で先週の天皇賞(春)に出走していたヤマカツライデンを撃破し、休養明けの前々走・松籟Sでは、現オープン馬のアルター相手に4コーナー先頭から押し切って勝利したジュンヴァルカンを推します。前走の日経賞では、二走ボケでドボンしましたが、この馬が前々走でマークしたPP指数は重賞でも通用するレベルのもの。高速馬場適性も高く、巻き返しに期待します。

 ○は、昨年4月の福島民報杯ではヤングマンパワーを撃破したシャイニープリンス。この馬は昨年のこのレースを始め、昨年暮れのディセンバーS中山金杯でもツクバアズマオーと小差のレースをしているように、既成勢力ではフルーキーと並ぶ格上の馬。休養明けの前走・福島民報杯は、大逃げを打ったシャイニングレイのオーバーペースを深追いしたために9着に失速しました。しかし、前走で厳しい流れをしたことで、今回での息持ちが良くなるでしょう。

 ▲は、デムーロ騎手が最高の騎乗をした結果とはいえ、一昨年のチャレンジCの勝ち馬フルーキー。昨年のこのレースやエプソムCでも2着の実績があるように、自分の力を出し切れれば、この顔ぶれならば通用するはず。休養明けの前々走・小倉大賞典で勝ち馬と0.5秒差に善戦し、今回は休養明け3戦目。また、前走の金鯱賞は3コーナー手前から1F11秒台の連発でステイヤー適性が問われたレース。芝1800mあたりがべストのこの馬は4コーナー手前で早々と力尽きましたが、前内有利の例年どおりの新潟大賞典なら巻き返しの可能性が高いでしょう。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

2

7

8

9

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

2

相手

1

7

8

9

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

7

相手

1

2

8

9

13

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【メートルは上がる一方】メートルダールの素質開花。未勝利・葉牡丹賞を連勝し、京成杯共同通信杯3着で、クラシックの期待も担った好素材。青葉賞5着、セントライト記念6着後、自己条件からの再出発となったが、三走前の精進湖特別の上がりは33秒2。あの脚を見て、器はやはり重賞級だなと心に刻み込んだ。

 前回のアメジストSも、1000m通過・58秒8-マイル通過・1分34秒7-1800m通過・1分46秒6という、エプソムCレベルのタフなミドルペースの上に立ち、11秒6-11秒9-11秒7(3Fは35秒2)という上がりを、34秒1で一閃。新潟2000mは、東京10Fのひな形。早くから鞍上に浜中をスタンバイ、前走の脚色をなぞればGIIIでも結果はついてくる。

 サンデーウィザードとの決め手比べが濃厚。二走前の関門橋Sは、最初からシンガリ勝負を描いていた?――捌きやすい小頭数も味方したとはいえ、33秒7で外一気。続く福島民報杯も最速の上がりで1分58秒7。あの脚と持続力なら、もう少し早く動かしてもいい。新潟の長い直線のイメージも描けたハズだ。

 単穴はジュンヴァルカン日経賞は出遅れ。GII相手に、スタートロスがあっては厳しい。しかし、0秒8差なら巻き返し圏内。ひも解けば、3歳春の三田特別を2分10秒8という、京都新聞杯を大きく上回るHレベルで抜け出した4歳馬。素材はオープン、GIIIはいける。

 フルーキーは昨年の2着馬。何か気難しい、以前ほどは動かない馬になっているが、今回はできる限りの課題を稽古で課した。トルークマクト大阪城Sの末脚を再考。ロンギングダンサーは昨年の新潟記念3着馬だ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

2

4

10

12通り 各400円

3連単BOX

1

2

4

10

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

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攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

2

4

5

11

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

2

相手

1

4

5

11

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

11

相手

1

2

4

5

15

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【実力伯仲】長い新潟の直線コース。ワンターンの2000mのハンデ戦と追い込み馬に目が行きがちな重賞・新潟大賞典。しかし先週の谷川岳Sも日本一上りの速いレースと言われながら、意外な伏兵ウインガニオンに逃げ切られた。今年の新潟の芝は案外先行有利なのかも知れない。

 それなら前目で最後までしっかり伸びる7ジュンヴァルカンが一番安定株か。この馬のポイントはとにかくスタート。この中間は念入りにゲート練習を行っており、今回は気合が入る。2サンデーウィザードの前走は負けて強しの内容。ためが利けば内からビュッと伸びてくるはずだ。11メートルダールも昇級戦になるが3歳時には重賞3着。いよいよ本領発揮のシーズンか。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 上半期のローカルの中距離路線の総決算的な位置づけにあるレース。バリバリのトップクラスにはちょっと足りない馬たちの争いで、エプソムCやサマー2000シリーズに向けた出発点ともなります。この路線は毎度同じようなメンバーの争いになりがちですが、今年は4歳馬の登録も3頭あって、例年以上にフレッシュさのある組み合わせになりそうです。

1.春の新潟はパワー勝負

 最近はどの時期のどのコースも芝の状態が良好なのが当たり前になっていますが、積雪の多い新潟では例外です。春の新潟の芝は、開幕週から時計のかかる状態です。500kgを超える大型馬や、渋った馬場での実績がある馬に注目しましょう。

2.斤量は重すぎず軽すぎず

 新潟の長い直線でヨーイドンに近い展開になることもあって、斤量が重い馬は不振です。過去10年で57.5kg以上を背負った馬は[0-1-0-10]と壊滅状態。かといって55kg未満の馬も[0-2-0-35]と不振ですから、狙いは55-57kgということになります。

3.差し・追い込み馬が本領を発揮する

 積雪の多い新潟では春開催は芝の生育状況が芳しくなく、開幕週から差し・追い込みが問題なく届きます。他場で苦心していた差し・追い込み馬が本領を発揮できる舞台で、過去10年で前走上がり3F1位をマークしていた馬が5勝を挙げています。

 ここはサンデーウィザード。5歳を迎えて体質面が強化されて、末脚の持続力が増した印象です。かつての詰めの甘さは影を潜め、オープン初挑戦だった前走も3着ながら上がり3Fはメンバー中最速をマークしました。左回りは問題なく、平坦がベターですから新潟はぴったり。

 ジュンヴァルカンは強敵相手だった日経賞の惨敗は度外視できます。1000万、準オープンをそれぞれ一戦で通過してきた馬で、ローカルGIIIならば力量上位という可能性も。前走で馬体重520kgと馬格に恵まれており、パワー勝負は歓迎。

 メートルダールは3歳時に重賞好走がたびたびあった実績馬です。芝2000mも過去3勝と得意な条件。ただ、脚の使いどころに難しさがあるので、初騎乗となる浜中騎手の手綱さばきに注目。

 トルークマクトは左回りの長い直線がベストの馬で、前走福島での大敗は度外視できます。時計を要する馬場もこの馬向き。フルーキーチャレンジC勝ちを含めてGIIIでの連対が3回ある実力馬。近走はスランプですが、今走から乗り替わる和田騎手がつきっきりで稽古をつけており、前向きさを取り戻せば。

 パリカラノテガミは前走が稍重馬場での勝利だったようにパワーは充分ですし、春の新潟でも勝ち星があります。ロンギングダンサーは名うての新潟巧者で、昨年も新潟記念で3着しており、8歳馬といっても一概に軽視はできません。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

2

5

7

8

9

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

7

相手

1

2

5

8

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

2

相手

1

5

7

8

9

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

昨年2着の△フルーキーは同じ斤量で平均値はトップ同値。ただ昨年とは前走値でかなり低い。これならば同トップでハンデ55キロの○ジュンバルカンのほうが上。しかしさらに前走値で117と抜けている同ハンデ◎メートルダールが軸相当。3番手に▲サンデーウィザード。△選びは人気薄も入れておきたい。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

2

4

7

8

9

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

7

相手

1

2

4

8

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

2

相手

1

4

7

8

9

30通り 各100円

田沼亨の見解

大幅に地力が強化された11メートルダールが有力。末脚は強烈で55キロは魅力。決め手勝負ならチャンスはある。次位は7ジュンヴァルカンでゲートに不安はあるが能力は上位。▲は2サンデーウィザードで追い込みタイプだが直線長い新潟はベスト。

厳選予想 ウマい馬券