11R

弥生賞

15:45発走 / 芝2000m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 中山 4日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(指) 馬齢 12頭
本賞金:5400,2200,1400,810,540万円
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 望田潤の予想

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予想印
1ベストアプローチ(7人気)
11カデナ(1人気)
7コマノインパルス(3人気)
9ダイワキャグニー(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

11

1点 2000円

馬連流し

1

相手

7

9

2通り 各500円

ワイド

1

-

11

1点 4000円

ワイド

1

-

7

1点 3000円

望田潤の見解

 百日草特別ではアドマイヤミヤビではなくカデナを◎にしたほどで、斬れ味は買っているし直線スムーズに捌けていればミヤビを差せたかもしれないとも思っている。ただしマカヒキを更にナスキロ柔さに寄せたようなストライドは明らかに大箱向きで、ここも少頭数だから京都2歳のように外々を回って差し切ってしまうかもしれないが、弥生賞でガツンと◎を打ちたいという馬ではない。

 ベストアプローチはその京都2歳では直線少し窮屈なシーンがあったし、そもそもディープ産駒相手に京都で上がりだけの競馬になっては分が悪かった。父がサドラーズウェルズ系で母母父がロベルト系で、急坂小回り中距離向きのパワーとスタミナの血統だから、中山内2000で戸崎がせこく内々を回ってくれば勝つとは言わないが食い込みは十分だろう。馬券的な妙味はこれとみた。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

3

4

5

7

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

3

相手

1

4

5

7

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

5

相手

1

3

4

7

11

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】ダイワキャグニーはセンス光る内容で2戦2勝。中間は在厩で調整され動き前走以上で3連勝に期待。グローブシアターは間隔空けて調整され活気十分。動きにキレ出て前進見込め好勝負十分。サトノマックスは新馬快勝。叩かれた効果あり素質はここでも上位。コマノインパルスもしまい堅実で差のない存在。カデナも力量発揮の態勢にあり、ダンビュライトベストアプローチにも注意したい。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

2

3

4

5

7

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

11

相手

2

3

4

5

7

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

7

相手

2

3

4

5

11

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【遊びながら競馬を覚える】ダイワキャグニーが、1F延長の2000m-中山の急坂も一気に乗り切る。新馬戦時は、まだ馬体も筋っぽく、パドックで馬っ気を出すなど若さ丸出し。二戦目のセントポーリア賞はパドックでパシュファイヤーを装着し、なんとか幼さを封じ込め、馬体にも少し張りが増した。ただ正直なところ完成途上。その造りでも、スローの上がり勝負とはいえ、11秒4-10秒8-11秒5(3Fは33秒7)というレースラップを、上がり33秒4で先行抜け出し。尾っぽを振り、遊びながらでも後続を突き離して見せた。調教の負荷をアップしたことで、後肢や内腿の筋肉がグンと張ってきた。二段加速の瞬発力に磨きをかけ、いざ皐月賞に名乗りをあげたい。

 カデナの切れ味も3歳世代屈指。二走前の百日草特別の上がりは33秒4(10秒台のラップを内包)。その末脚の精度の高さを、京都2歳Sの上がり33秒6でも証明。460キロと牡馬にしては小作りだが、父ディープインパクトの要素が体にいっぱいつまった、まるでゴムマリ。この中間、再三再四にわたって調教で福永がコンタクトをとり、充電期間を設けたことで、さらに弾ける可能性が高い。

 コマノインパルスも、葉牡丹賞・2分1秒2という時計の質の高さを、京成杯快勝へとつなげた。前回は自力で他馬を掃除に行ったが、中山2000mを二度好走した経験は大きい。グローブシアターは、ホープフルSはキャリア二戦め、そして関東への長距離輸送の影響か。腿の筋肉が落ち、最後の踏ん張りが利かなかったが、ワンステップ上の馬体造りを試みてきた。

 きさらぎ賞3着馬ダンビュライトは、2000mならよりしぶとい競馬が可能。サトノマックスの新馬の上がりは33秒7。いきなりのGII挑戦は厳しいが、才能のあるディープインパクト産駒であることはわかっている。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

7

-

11

1点 3000円

馬連

10

-

11

1点 1000円

3連単フォーメーション
1着

11

2着

3

4

5

7

9

10

相手

3

4

5

7

9

10

30通り 各200円

須田鷹雄の見解

 弥生賞はぽつぽつ複穴が出るものの、基本的には堅い重賞。特に前走オープン特別・重賞の1着馬が堅調だ。

 その前走レースは、年明けの重賞よりも前年の重賞、および今年は該当馬がいないが若駒Sがここにつながりやすい。もちろん個体の問題はあるが、今年でいうと京都2歳Sから来た◎カデナのほうが、京成杯から来た○コマノインパルスよりも買いやすいということだ。コース実績という点では○の魅力も大きいのだが、土曜昼時点での前売りを見ると意外なほどに◎○の人気差があり、ならばなおさら◎から入りたい。

 ◎は血統の字面上はカミノタサハラと似ているが、ここまでのパフォーマンスはいわゆるキレるタイプ。今回は頭数が12頭であることに加えこれといった逃げ馬がいないので、スローからこの馬の決め手が生きると期待する。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
6キャッスルクラウン(12人気)
7コマノインパルス(3人気)
4ダンビュライト(5人気)
11カデナ(1人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

4

6

7

11

12通り 各400円

3連単BOX

4

6

7

11

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

4

5

7

9

11

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

3

相手

4

5

7

9

11

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎グローブシアターは「キングカメハメハ×スペシャルウィーク」という組み合わせで、昨年のこのレースで2着となったリオンディーズ(朝日杯フューチュリティS)の全弟。ジャパンC(G1)や菊花賞(G1)を制したエピファネイアの半弟でもある。母シーザリオオークス(G1)とアメリカンオークス(米G1)を制した名牝。全兄リオンディーズは500kg前後の馬体重だったが、この馬は430kg台と小さい。気性的な若さはあるものの、リオンディーズほど癖のある馬ではないので、レース展開への対応力がある。

 前走のホープフルS(G2)は、キャリアわずか1戦の馬にとっては過酷とも思える平均的に速いラップとなり、なおかつ勝負どころで外を回らされる不利もあった。行く馬が見当たらない今回はスローペースとなる公算大。高速上がりだったデビュー戦(ラスト2ハロンが11秒4-11秒3)を好位から突き抜けた脚は見事で、今回のレース展開は速い脚が使えるというこの馬のセールスポイントが活きるだろう。

データから好走馬だけを絞り込む! 浅野靖典の予想

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浅野靖典

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

3

4

5

9

11

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

3

相手

4

5

9

11

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

11

相手

3

4

5

9

24通り 各100円

浅野靖典の見解

【順当】7コマノインパルスは差し脚堅実で、ここに入っても主軸視可能。3グローブシアターは仕上がり良好で引き続き素質発揮に期待ができる。11カデナは決め手あるタイプでコース替わりでも要警戒。5サトノマックスは試金石といえるが素質的に通用の可能性が十分ある。4ダンビュライトは長く差し脚を使えるタイプで条件的に悪くなさそう。9ダイワキャグニーも素質的に無視できない存在とみて押さえておく。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 早い段階で賞金確保に成功した牡馬の3歳戦の出発点として、真っ先に名前が挙がるのが弥生賞です。権利獲得を目論む馬たちはもっと手薄な他のステップ競走に向かうため、弥生賞は少頭数になるのが通例。そのため、本番の皐月賞とはまったく異なるスローペースで流れることが通例です。

 過去5年間、皐月賞の1000m通過が61秒を超えた年はなく、2014年の60.2秒が最も遅い数字ですが、弥生賞での1000m通過は61秒を超えるのが当たり前です。昨年は例外的に速い流れになって、1分59秒台の勝ち時計が出ましたが、皐月賞はさらに速い1分57秒台の決着。皐月賞の予行演習として、必ずしもベストとは言い切れない面があります。ここが弥生賞の難しさです。

1.勝つのは前走1着馬

 過去10年の勝ち馬のうち8頭までが前走で1着だった馬で、直近では4連勝中。ちなみに朝日杯でも同様の傾向が見られます。トーナメント戦の準決勝のような位置にあるレースであり、前走で負けて勢いが鈍っている馬の巻き返しは困難。

2.馬格が必要

 過去10年で馬体重が500kg以上の大型馬が5勝を挙げています。ボーダーを「馬体重480kg以上」に設定すると、勝ち馬の7割、連対馬の8割がこのカテゴリーから出ています。2歳戦では軽量馬が仕上がりの早さに物を言わせて幅を利かせますが、クラシック目前のこの時期になると大型馬の仕上がりが追いついてくるようです。

3.東京芝1800mからの臨戦が◎

 最近の皐月賞では共同通信杯からの直行馬が3連勝中で、抜群の相性の良さを見せていますが、じつは弥生賞にも同様の傾向があります。過去5年間のうち、前走で東京芝1800mを使われていた馬が3勝。内訳は、サトノクラウン(東京スポーツ杯2歳S)、カミノタサハラ(平場500万下)、コスモオオゾラ(共同通信杯)。カミノタサハラは6番人気、コスモオオゾラは9番人気とノーマークに近い存在でした。

 ダイワキャグニーは東京芝1800mのセントポーリア賞の勝ち馬。この世代の物差しとなるエトルディーニュ(共同通信杯2着)に2馬身差をつける完勝でした。前走で486kgと馬格にも恵まれており、休み明けを使われたことによる上積みも見込めます。ライバルがほとんど差し脚質であることを考えると、この馬の先行力は大きな武器になりそうです。

 カデナ京都2歳Sでずば抜けた最速上がりを繰り出して完勝。差し馬に有利な展開だったとは言え、余裕たっぷりの勝利で今年のクラシック候補に名乗りを上げました。前走で460kgと牡馬としては大きい方ではないので、休ませての成長に期待が集まります。これまで時計の遅いレースしか経験していない点が不安材料。

 グローブシアターリオンディーズの全弟。前走のホープフルSでは馬体重が432kgと、まだ小柄で非力な面を残しながら、3着に踏ん張ったのは素質の高さの証明でしょう。コマノインパルス京成杯の勝ち馬。ここまで敗れた相手はホープフルS勝ち馬のレイデオロだけであり、当コース2戦2連対の経験値の高さがセールスポイントです。

 サトノマックスは前開催の新馬を勝ったばかりですが、競馬が上手な馬で中山替わりも距離延長も問題なさそう。ダンビュライトは気性的に不安定な面があって素質を活かしきれていませんが、ルーラーシップ産駒で距離延長はおそらくプラスでしょう。マイスタイルこぶし賞の勝ち馬。非力さは残るものの相手なりに走る安定感が持ち味です。なお、ブレスジャーニーは登録のみで回避する可能性が高いため、ここは△の評価にとどめます。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

4

7

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

1

相手

4

7

9

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

10

相手

1

4

7

9

11

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】グローブシアターはセンスがあり仕上がりも良好。発馬を決めてベストアプローチが前進。マイスタイルは距離が延びてさらによさが出る。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

4

7

9

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

9

相手

1

4

7

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

7

相手

1

4

9

11

12

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

驚いたのは平均値トップになるのが☆ディアシューターということ。これは人気薄だが押さえておかないとマズい。馬券としてはこの馬がくれば面白い。だが軸は平均値2位◎グローブシアターのほう。2戦目の同距離コースで100に跳ねていればここでは問題なく戦える。そこに○ダイワキャグニーと▲コマノインパルス。以下の△押さえの絞り込みが大変。人気カデナはあまり指数が高くないので△が精一杯になる。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

4

5

7

9

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

7

相手

1

4

5

9

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

11

相手

1

4

5

7

9

30通り 各100円

田沼亨の見解

キャリア3戦目だが潜在能力が高い3グローブシアターが有力。末脚は魅力で良血が重賞で大きく開花しそうだ。次位は7コマノインパルス京成杯勝ちの内容から同条件でチャンスはある。▲はカデナで切れ味は威力あり首位浮上もある。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

7

-

11

1点 3500円

馬連

1

-

7

1点 2000円

馬連

3

-

7

1点 1500円

馬連フォーメーション
1着

7

2着

4

5

9

相手
3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 過去4戦とも上がりは最速で、特に、ここ2走は2000mで33秒台半ばという数字を叩き出しているカデナの瞬発力が頭一つ抜けていることは明白な事実だ。しかし、急坂のある中山はトルク重視。短い時間でトップスピードに達する資質が要求されるが、カデナに不安があるとすればそこだろう。成績欄にある上がり3ハロンの数字には表れない部分であり、数字を鵜呑みにはできない。

 ◎はコマノインパルスとした。その数字ではカデナに見劣るとはいえ、中山コースに必要な資質があることは、これまでの走りで十分に見せている。順調度の点でも大きなアドバンテージがあるはずだ。

 相手本線はもちろんカデナだが、穴として面白いのはベストアプローチだ。こちらは前走の上がり33秒2の数字を素直に信じたい。以下は、コース経験の強味を買ってグローブシアターが4番手。2戦2勝のダイワキャグニーは、少し人気になり過ぎの感も受け、押さえまでの評価とする。

厳選予想 ウマい馬券