過去3年のメルボルンT3着以内馬の調教傾向として、坂路もしくはトラックのダブル最速に該当している馬が1頭もしくは2頭が入っています。これを重視して本命を探すとすれば、トラックのダブル最速に該当した◎ダノンロマン。

　中間追い切り時計を出していない時期はありますが、それ以降の調教に関しては順調。格上ばかりと併せていることもあって、併せ馬では遅れていますが、それだけ期待が大きい存在だということでしょう。

1.ダノンロマン
今回：標準併用
前回：標準トラック主体

2.アルメリアブルーム
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準少め坂路主体

3.ミスディレクション
今回：標準坂路
前回：乗込併用

4.レジェンドセラー
今回：標準多め坂路主体
前回：標準併用

5.メイショウカミシマ
今回：一杯平均トラック
前回：標準併用

6.ナムラライラ
今回：標準併用
前回：標準多め坂路

7.フリーフリッカー
今回：標準多め坂路主体
前回：標準坂路

【ひと踏ん張り】レジェンドセラーが、もうひと踏ん張り。二走前のダート惨敗はともかく、新緑賞もコンマ2秒差。じれったい競馬が続いているが、この中間もWコースで質の高い6F追いが消化できている。

　持ち時計がないのが少し不安だが、忘れな草賞2着に食い下がったアルメリアブルーム。

　フリーフリッカーは、大寒桜賞、あずさ賞と、掲示板で頑張ってきた。

　まだフォームが固まり切れないが、ダノンロマンのポテンシャル。ナムラライラは、夏の小倉まで待ったほうがいいのかなぁ…。

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【上位拮抗】未勝利戦勝ちの時計が優秀だっただけに押せ押せのローテーションとなってしまっていた6ナムラライラ。今回2か月半休ませて、一度仕切り直し。距離延長にも対応できる。4レジェンドセラーは、なかなか自分の力を出し切れないもどかしい馬。今回初の関西輸送になるため、そこをクリアできるかがポイント。2アルメリアブルームはオークスに除外されたが、前走の内容は優秀。

【連勝期待】近走内容がいい05メイショウカミシマに注目。未勝利を勝ち上がったばかりだが、久々を叩かれて気配はさらに上向いている。能力的に差があるとも思えず、ここは連勝のチャンス。相手は、02アルメリアブルームと07フリーフリッカーの2頭が上位評価組だ。◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で、チョイ荒れ配当をうまく引っかけたい。

【小波乱】レジェンドセラーは長くいい脚を使える。メイショウカミシマは上積みが大きい。先行力がありミスディレクションが踏ん張る。

少頭数だが抜けた存在がいない。90台を持っている馬もいるが、伸びている指数のほうが良さそうだ。ここは初戦71から2戦目89に伸ばした◎ダノンロマン軸に。あとはどこまで打つかだけ。