【ロングスパート】一度くらいの惜敗で、キセキ軽視は禁物。セントポーリア賞は、一週前予定していた若竹賞除外の影響か。見た目はよく映ったが、11秒4-10秒8-11秒5という、究極の上がり勝負に対応できず、残り1Fでガス欠を起こしてしまった。ただ、デビュー戦は、ラスト4F・11秒8-11秒5-10秒9-12秒3(3Fは34秒7)を、ロングスパートで後続を0秒6とチギる楽勝。母の父はディープインパクト、祖母はロンドンブリッジ。一族悲願のダービーへ、すみれSを新たな一里塚としたい。

　ダノンディスタンスは、一戦ごとに父ルーラーのパワー特性が前面に現れ、若駒Sを2着と奮闘。

　クリンチャーは前回、1000m通過・1分0秒8というミドルラップを、ラスト2F・11秒6-11秒9で二着以下を完封。ディープスカイ×ブライアンズタイム、距離延長は望むところだ。

　やや底が見えたが、タガノアシュラ。レイトブルーマーも、うかうか逃がすと前残り圏内。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【相手探し】デビューの勝ちっぷりから、前走も1番人気に支持された5キセキ。しかし、1週除外されたことも祟って、チグハグな競馬、それでいて、鞍上の蛯名騎手は乗り味を高く評価していた。今回、仕切り直しの一戦。賞金を加算して、いざクラシックロードへ。相手なりに走る6ダノンディスタンス。稽古で好時計を叩き出した1クリンチャーと続く。

【巻き返す】前半3Fの基準タイムが36秒3なので、先行力の評価対象は02タガノアシュラと01クリンチャーの2頭。気性的にアテにしづらい面があるが、地力を評価して前者を本命に推したい。稽古での動きは前走以上といえるもので、あっさり巻き返す可能性アリ。相手は05キセキと06ダノンディスタンスを上位に取った。◎-○▲の馬連・馬単を厚めに狙いたい。

【小波乱】キセキはこの距離が合う。粘り強いライデンバローズ。タガノアシュラは距離が延びて持ち味を発揮する。

意外に少頭数。初戦79で勝ち、2戦目を人気で5着となった◎キセキ。だが指数はキッチリと92と上がっている。ほかが目立って上がっているタイプがいないので軸抜擢。相手は前走100○ダノンディスタンスで順当。

スタミナは豊富で長丁場はプラスの5キセキが巻き返す。デビュー勝ちした阪神コースならチャンスは十分だ。○は6ダノンディスタンスで条件はベストで前進は可能。