11R

チューリップ賞

15:35発走 / 芝1600m (右 外 A) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 阪神 3日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 馬齢 12頭
本賞金:3500,1400,880,530,350万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 望田潤の予想

img_yoso

予想印
3リスグラシュー(2人気)
10ソウルスターリング(1人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

10

1点 5000円

馬単

3

10

1点 5000円

望田潤の見解

 ミリッサダイワメジャー産駒でヘイロー3×4だから外回りより内回りで機動力を発揮するタイプだし、アロンザモナは母父クリエイターらしい前輪駆動で京都外回りがベストコースだろう。JFと同じ舞台ならば◎○の再戦とみた。

 ソウルスターリングはトムフールの継続クロスらしく、レースが上手で好位で立ち回れるのは強み。ただしフランケル×モンズンだから目の覚めるような鋭い脚はなく、タフなレースになればなるほど強いタイプだろう。トライアルらしい上がりだけの競馬になると取りこぼしがないとは言えない。

 リスグラシューは母がリファール4×3とミルリーフ5×3で、遅咲きのハーツクライ産駒にしては3歳春にある程度完成する配合だ。小柄でも非力さを感じさせず、ミルリーフ的な斬れでジワジワと差すさまは“女ローズキングダム”と名づけたい。

 桜花賞よりはオークスで期待しているのだが、ここはスローで上がりだけの競馬になれば、そしてスタートを決めてソウルを射程圏に運べれば、今度は差しきるほうに賭けてみたくなる。

 山崎エリカの予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

10

1点 4000円

馬連流し

10

相手

2

4

6

11

4通り 各1500円

山崎エリカの見解

 桜花賞の前哨戦となるチューリップ賞。このレースは、桜花賞の主役候補たちの始動戦、叩き台となるために、しばしば番狂わせが起こります。その中でも最もよく起こるパターンは、4コーナーの下り坂までペースが上がらずの前残りです。

 2008年には5番人気のエアパスカルが逃げ切り勝ち、2009年には7番人気のサクラミモザが逃げ粘り2着となりました。また、2013年のクロフネサプライズの逃げ切りや、2015年のレッツゴードンキのまさかの逃げで3着に粘ったことが記憶に新しいところです。

 チューリップ賞は、あくまでも桜花賞の主役候補たちにとっては叩き台。よって、無理をさせたくない(消耗度の激しいハイペースにはしたくない)という心理が、本来は前が残るのがなかなか厳しい阪神芝1600mという条件にして、前残りを誘発しているようです。

 しかし、強い馬は問答無用に強いので、叩き台でもある程度の上位着順を拾ってくるのは事実。余力残しのレースでも、チューリップ賞で勝ち負け出来るような馬でなければ、本番・桜花賞でも通用しません。つまり、穴目は逃げ、先行馬から、本命馬は問答無用に強い馬から狙うべきということになります。

 よって、◎には3戦3勝で阪神ジュベナイルFを勝利した現3歳世代の最強馬ソウルスターリングを推します。今回はあくまでも叩き台ですが、淀みないペースで流れた阪神ジュベナイルFを正攻法で押し切ったように、ここでは能力が違います。また、ペースが上り切らずに、前残りの展開になったとしても、対応できる自在性もあります。阪神ジュベナイルFの2着馬リスグラシューがスローペースの前残りに対応しきれず、不発に終わる可能性があるのに対して、ソウルスターリングは前で戦えるのも強み。

 ○は、新馬戦では出遅れながらも4コーナー手前から自ら動いてラスト1F11秒2という速いタイムでまとめて勝利したミリッサ。新馬戦の強い勝ちっぷりが評価されて、前走エルフィンSでは圧倒的な1番人気に支持されたものの追い込みきれずに不発に終わりました。今回はひと工夫してある程度、前を意識したレースをしそう。姉妹としてはシンハライトよりもリラヴァティに似て、前で戦ってこそ持ち味を発揮できるタイプならば、先行策、もしくは逃げで激変する可能性があります。(リラヴァティは、チューリップ賞で逃げて3着)

 ▲は、チューリップ賞のいわゆるトライアルペースを生かし切れる脚質のエントリーチケット。前走の紅梅Sは、逃げた1番人気馬アリンナが8着に失速したように、雪の影響で時計の掛かる馬場コンディションだったことを考えればオーバーペース。先行策から一旦、先頭に立っての2着は上々の内容でした。ペースに関係なく、先行策から安定した好成績を残している実績も評価できます。

 古澤秀和の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単

3

10

1点 10000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
 当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

1番:ビッシリ仕上がる。
3番:仕上がり万全。頭まで十分。
10番:余裕残しも更にパワーアップしている。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

img_yoso

丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

3

4

5

6

7

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

3

相手

1

4

5

6

7

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

1

相手

3

4

5

6

7

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【2強対ミリッサソウルスターリングリスグラシューか。阪神JF1・2着馬の再戦が濃厚。改めて阪神JFのレース内容を精査してみたが、前半1000mは58秒8-1400m通過は1分21秒8というタフなミドル。しかも、ラスト3Fのレースラップは11秒5-11秒5-12秒2(3Fは35秒2)で展開。中団内から前が開くのを待って、ソウルスターリングは上がり34秒8で強襲。過去阪神JFは1分33秒台で決着したことが幾度かあるが、レースの質やバランスは、近年でも最上位扱いでいい。

 2着のリスグラシューは、関東遠征明けの疲れも多少あったか。大外枠で一完歩出遅れ。ただ、34秒5の最速の上がりで、グングンと勝ち馬に迫ってきた。鞍上は武豊アルテミスSの快速ラップ、阪神1800mのレコ勝ち等、逆転のカードは、まだ残っている。

 素質ならミリッサだって負けていない。410キロの馬格が示す通り、今はまだ攻めきれない、馬体を造り切れない。エルフィンSは、無理に流れに乗せようとすると壊れる――あのルメールでさえ怖くなる繊細さを残しているが、新馬戦のワープ走法といい、エルフィンSの末脚――ポテンシャルと将来性は、上位二頭に勝るとも劣らない。

 アロンザモナは、前半1000m・58秒3という澱みのない流れの紅梅Sを、ひと伸びして優勝。ミスパンテールは、洋芝で上がり34秒1を計時。調教時計もあわせ、一気に桜の舞台に立てる、切れ者マイラーの雰囲気を漂わせている。エントリーチケットは、自分の能力だけは常に頑張る。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

img_yoso

須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着2着流し
1着

3

2着

10

相手

1

2

4

5

4通り 各2000円

3連単フォーメーション
1着

3

2着

1

4

相手

10

2通り 各1000円

須田鷹雄の見解

 今回は阪神JFの1,2着馬が揃って参戦。もともと阪神JF→チューリップ賞桜花賞はコース替わりが無いこともあって好走馬を共有し合いやすい傾向にあり、しかも阪神JFが上位人気馬で決まったとなると、穴党には出番の無い展開が予想される。

 ここも無理をするよりは、絞ることに注力したい。まずは人気2頭だが、今回は前走を踏まえて○ソウルスターリングのほうがやや離した1番人気になるはず。そこを逆手にとって◎リスグラシューの1着固定でいきたい。この2頭はどちらが強くてどちらが強くないという話ではなく、レースごとに勝ったり負けたりする関係だと思う。当たり前の話だがここではどちらかが負けるわけだが、桜花賞では今度今回負けたほうを強調して買いたい。

 ▲☆は一応◎○を割って2着食い込みがありうるポテンシャルの馬ということで選んだ。しかし基本的には◎→○→シルシの3連単と考えている。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

img_yoso

コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

3

9

10

12通り 各400円

3連単BOX

2

3

9

10

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

img_yoso

netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

3

5

6

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

1

相手

2

3

5

6

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

3

相手

1

2

5

6

11

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【本命戦】昨年の2歳女王の10ソウルスターリング始動戦。本番に向けて、ここはあくまで前哨戦には変わりないのだが、逆を言うとこんなところで3戦全勝のキャリアに傷を付けてはいけない。デビュー、2戦目と1800mを使ったことも大きく、レースっぷりも大人びており、現状隙を見つけることが出来なかった。相手は当然3リスグラシューとしたいところだが、ここに賭ける意気込みを重視して対抗を1ミリッサとした。前走は明らかに展開が合わなかっただけで、一番強い競馬をしていたのは同馬。ここは何が何でも権利が欲しいところだ。

最速予想 netkeiba編集部の予想

img_yoso

netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 桜花賞の主役候補は、ここから始動します。ここ2年間は、きさらぎ賞を勝ったルージュバッククイーンCを勝ったメジャーエンブレム桜花賞で1番人気に支持されていますが、勝ったのはいずれもチューリップ賞から臨戦したレッツゴードンキジュエラー桜花賞への最重要トライアルという位置づけは不動です。

1.キレ味が要求される

 昨年こそ例外的な速い流れになりましたが、頭数が落ち着いてスローペースになることが通例です。昨年1・2着のシンハライトジュエラーはいずれも上がり3F33秒0。良馬場ならば、勝ち切るためには上がり3F34秒を切るようなキレ味が求められます。

2.阪神JF組が優位

 コース改装以降の過去10回、阪神JFから直行した馬が[5-4-4-8]で勝率23.8%・連対率42.9%と圧倒的な好成績を収めています。能力面はもちろん、スケジュール的な余裕が優位性につながっているようです。

3.新馬・未勝利戦からの臨戦は×

 前走で新馬・未勝利を勝ったばかりという馬の好走は、2010年の勝ち馬ショウリュウムーンが最後。昨年はヴィブロスが12着、一昨年はタッチングスピーチが9着と、秋以降に大活躍する馬もここでは大敗しています。素質だけではなかなか通用しません。

 リスグラシューは阪神JFでは2着に敗れましたが、外々を回る形だったことを思えば敗れて強しという内容でした。その前のアルテミスSで上がり3F33.5秒を余裕を持ってマークしているように、キレ味勝負になればライバルを凌駕する可能性が低くありません。武豊騎手とのコンビ復活も好材料。

 ソウルスターリングは阪神JFの勝ち馬で、ここまで3戦全勝。アイビーSで負かしたペルシアンナイトが先日のアーリントンCを圧勝したことで、さらにこの馬の声望が高まった感があります。スローペースだった新馬戦が意外な苦戦だったことで、上がり勝負への適性の差で2番手評価にしましたが、ここも好勝負は必至でしょう。

 ミリッサシンハライトの半妹。石坂厩舎に入った兄姉はすべて春のクラシックに出走しているのですから、母シンハリーズの偉大さがわかります。前走のエルフィンSは内で揉まれる形になって位置取りが悪くなりましたが、上がり3F33.9秒というずば抜けた上がりタイムをマークして3着に盛り返してきました。一角崩しの可能性を持つ3番手の評価。

 ダノンディーヴァは前走春菜賞ではスローペースに泣いた形の3着ですが、上がり3F33.2秒という強烈な末脚は目を引きました。左回りでスムーズさを欠いたので右回りに戻るのはプラスでしょうし、絶好調ミルコ・デムーロ騎手への乗り替わりは魅力。

 アロンザモナ紅梅Sの勝ち馬。こうやまき賞は致命的な不利を受けての敗戦で、それをのぞけばパーフェクトな戦績を残しています。牝馬らしからぬ精神的な強さがあり、メンバー強化でも。エントリーチケット紅梅Sでは2着に敗れましたが、ここまで4戦、さまざまな条件で連を外していないレースセンスが武器です。カワキタエンカ千両賞は3着でしたが、勝ったのがアルアインで2着がキョウヘイという好メンバーでしたから、牝馬限定戦なら軽くは扱えません。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

img_yoso

小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

3

4

5

6

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

3

相手

1

2

4

5

6

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

4

相手

1

2

3

5

6

30通り 各100円

小林誠の見解

【順当決着】2歳女王10ソウルスターリングと、阪神JFの2着馬である03リスグラシューが強いのは間違いなし。より前々で競馬ができる前者を、ここは本命に推す。稽古での動きも非常に良く、仕上がりは文句なし。この◎○が抜けており、04エントリーチケット以下とはかなり差がある。ひねらず素直に、この2頭軸から流す3連複・3連単主体で勝負したい。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

img_yoso

藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

3

5

6

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

3

相手

1

2

5

6

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

2

相手

1

3

5

6

11

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ソウルスターリングは一戦ごとに良化している。完成度が高いリスグラシューカワキタエンカは状態がアップ。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

img_yoso

大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

3

4

5

6

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

3

相手

1

4

5

6

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

1

相手

3

4

5

6

11

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

前走阪神JF勝ち◎ソウルスターリング。そこに前走指数では◎の101より上だった103○リスグラシュー。この2頭が完全に抜けている。ただ指数からは◎と○の逆転があってもおかしくない。3番手に83を連発の▲ミリッサ。一発には前走101☆アロンザモナ。3頭目を探す一戦。

元祖“情報” 田沼亨の予想

img_yoso

田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

3

4

5

6

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

3

相手

1

2

4

5

6

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

5

相手

1

2

3

4

6

30通り 各100円

田沼亨の見解

2歳女王10ソウルスターリングが主役を飾る。能力の絶対値が高く競馬センスの良さから突き抜ける。次位は3リスグラシューで成長力は十分で末脚は脅威。▲は5アロンザモナで距離延長でさらに切れ味を発揮しそうだ。

厳選予想 ウマい馬券