【血統通り】
アドミラブルの才能に、ちょっと身震い。デビュー戦はノドの疾患で9着と惨敗したが、傷も癒え復帰は3月の阪神1800m。質の高い坂路調教や、
バレークイーンを起点とする、一本筋の通った血脈を思えば、たぶん今度は勝ち負けになるだろうと思っていたが、1000m通過が58秒5という、前崩れの平均ペースの
アシストを得たにせよ、走破タイムは1分45秒8。
よどみのないタフな流れの上に立ち、12秒2-11秒5-11秒6(3Fは35秒3)というレースラップを、上がり34秒0で後続に2.1/2馬身差の楽勝ですか。うーん。たとえは少し古いが、あの2011年。
スプリングSは阪神1800mで行われたが、
オルフェーヴルの走破タイムは1分46秒4。その時計が、
皐月賞・ダービーへの記録的根拠だった。
ペースやラップ構成は異なるものの、同日の
大阪城Sの決着タイムは1分47秒1。
アドミラブルの1分45秒8という時計的価値を、
アザレア賞はもちろん。
京都新聞杯、もしかしてダービーまで、大事に温めよう。なんて、
アドマイヤロブソンも、11秒5-11秒4というレースラップを前回で経験。OPが見えるディープの仔だ。
スパークルメノウ、
エーティーラッセン、
エテレインミノルのキャリアが連下。