4月1日アザレア賞。No.1予想で取り上げて、印は◎○△で買い目すべてが的中しました。そこには「阪神芝2400mは併用系統が調教適性上位ですが、アドミラブルは能力が違う」といった類の内容を記しました。結果、その通りだったと思いますが、2着3着はやはり併用系統。

　ここは標準併用の◎エイシンハドソンと○サンタフェチーフが調教適性から一騎打ち。前者は坂路のダブル最速、後者はトラックのダブル最速で前述アザレア賞が坂路のダブル最速圧勝だったことを考えれば、この印順に落ち着きました。能力最上位の△サラトガスピリットは追い切り本数が少なすぎます。

1.ヤマカツポセイドン
今回：標準多めトラック
前回：乗込トラック

2.エイシンハドソン
今回：標準併用
前回：標準多め併用

3.サンタフェチーフ
今回：標準併用
前回：馬ナリ平均併用

4.サラトガスピリット
今回：標準少めトラック
前回：乗込併用

5.ノーブルマーズ
今回：標準坂路
前回：馬ナリ平均坂路

6.アルター
今回：軽目トラック
前回：標準トラック主体

7.ウインオリアート
今回：乗込トラック
前回：軽目トラック主体

8.エーティータラント
今回：標準少め併用
前回：標準多め併用

【三つ巴】サンタフェチーフの勢い圧巻。5歳馬ながら、まだキャリアは〔3014〕。東京の2400m完勝に続き、中山の急坂も上がり35秒2で一気差し。前回の勝ちっぷりは、OP級の迫力があった。

　アルターは、1600万条件入りして3・2・3・2着。勝ち味に遅く、スローに泣くことも多いし、前走のようにOPの素養がある若馬には力負けもあるが、気温の上昇とともに、ワンランク上の調教もできた。

　割って入ればサラトガスピリット。迎春Sは2分13秒1、本命馬より1秒速い競馬で好レースを演じている。

　ノーブルマーズは、常に自分の力だけは走る逃げ馬。リフレッシュ効果で、覇気も戻った。ヤマカツポセイドンは、前走は輸送が堪えた。

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【軸信頼】健闘はするものの、なかなか勝ち切れない競馬が続いている6アルター。そんな中、全4勝のうち2勝を挙げているルメール騎手とは、よっぽど手が合うのだろう。たしかに、ルメール騎手のときは、いつもより1つ前に付けられている気がする。少頭数だけに、その傾向はありがたい。相手は単騎逃げが濃厚な5ノーブルマーズ。休み明けながら前走の勝ち馬は重賞2着と相手が悪かった4サラトガスピリット。

【中心不動】クラス上位の能力馬であることがハッキリしている06アルター。少頭数での長距離戦ならば、この馬のキレ味が存分に発揮できそうだ。レース間隔が少し開いたが、この中間も稽古ではいい動きを披露。ここから、相手は04サラトガスピリットと08エーティータラントの2頭を上位に評価する。◎-○▲の馬連・馬単主体での勝負がオススメだ。

【小波乱】エイシンハドソンはコースが変わり躍進。先行力があるノーブルマーズ。アルターは堅実でしぶとい。

直近で100連発して平均値もトップの◎アルターがハンデもトップ。これは順当と見ていい。さらに平均値では下だが○サラトガスピリットも順当だろう。53キロで▲サンタフェチーフ。平均値2位でも51キロ☆ウインオリアート。

連勝中と勢いに乗る3サンタフェチーフが有力。格上げだが53キロなら持ち味の末脚で抜け出せる。○は4サラトガスピリットで先行策からチャンスは十分。