【能力上位】
シルバーステートは、近い将来のGI候補。振りかえれば2歳7月の中京・芝マイルで行われたデビュー二戦目の初勝利は、後続を0秒8とチギる、1分34秒7の2歳コースレコード。続く紫菊賞の上がりは10秒台のラップ内包する32秒7。同世代の
マカヒキが、年明けの同じ京都2000mの
若駒Sで上がり32秒6を計時したが、ラップ内容は後のダービー馬と五分だった。復帰戦の
オーストラリアTは、ラスト4Fめから11秒9にピッチを上げ、続く3Fは11秒5-10秒5-11秒3を馬なり。もう一度1000万にも出走できるが、準OPで足踏みはしていられない、して欲しくはない好素材だ。
まともなら
ハクサンルドルフとの一騎打ち。
都大路Sは不良馬場に脚をすくわれたが、
難波Sの1分45秒9と上がり33秒0で、こちらもオープン級の資質は確認済み。梅雨の馬場と、これ以上馬体が減るとやっかいだが、それは本命馬も含め、リスクはみんな同じですよね。一角崩しがあれば、阪神〔2101〕の
ミエノサクシード。
クリノラホールは、うーん。このあとの小倉あたりで大きく勝負したい夏馬?
エテルナミノル、
カバーストーリーも、今回に限っては上位3頭とは少し力差があるか。