【フル・モデルチェンジ】サトノアーサーがマイラーにフルモデルチェンジ。3歳三冠をにらみつつ、菊花賞までの筋道を思考してきたが、下手に動かすと反動がくる。直線勝負に徹しきることで無理を抑えてきたが、母系のベースはマイラー。距離1600mの適性と転向は、頭に入っていたように思う。狙うのは直一気。仕掛けのポイントがズレる場合もあるだろうが、まずはポテンシャルと才能を重視。

　牡牝の違い、賞味期限の問題もあるが、ファンディーナも本命のアーサーと共通点多し。レッドアンシェルはアーリントンC2着馬。休み明けの富士Sは少し筋力不足、それでも4着と見せ場を作った。

　ダノンリバティは、キャピタルSは発馬で躓き慌ててしまった。良馬場の時計勝負は好条件とはいえないものの、キョウヘイは、前回は取り消し明けで馬が太かった。ディバインコードは、いろいろ工夫しても、7Fでも微妙に詰めが甘くなる…。

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【3歳有利】春にGIに挑戦した3歳馬がズラリと並ぶ、OP特別とは思えない豪華なメンバー。マイル戦にこだわっている分、ローテーションの面で有利と判断して本命は1レッドアンシェル。NHKマイルCにしても、エンジンのかかりは遅かったものの、最後の脚は目立っていたし、富士Sにしても後にマイルCSの勝ち馬に先着。重賞戦線で古馬になっても戦っていける力の持ち主であることは間違いない。

　8サトノアーサーはデビュー2戦目のインパクトだけで、しばらく飯を食べてきたが、さすがにちゃんとした勲章が欲しいところ。ここの走り次第で、来年の同馬の値打が決まる。

　9ファンディーナは人気先行のきらいはあるが、圧勝しても不思議でない力の持ち主。単穴以下には落とせなかった。

【前走上等】古馬との初対戦だった前走の富士Sで、先行して4着という上々の結果を出した01レッドアンシェル。その後の稽古ではしっかり乗り込まれており、さらにいいデキで出走できそうだ。ハイレベルなメンバーだが、それでも期待大。相手は、08サトノアーサーと13ブラックムーンの2頭を上位に評価した。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負。

【小波乱】サトノアーサーはこの距離が合う。状態がいいファンディーナ。ブラックムーンは追い比べで浮上する。

やはりまだ3歳勢の指数があまり出ていない。これをどうするかだが、実際古馬勢との初対戦で指数どおりに凡走する馬も多く見ている。特に前走菊花賞だった▲サトノアーサーも指数は人気の割には今一つ。軸は平均値トップ◎ブラックムーンにする。問題は斤量58キロだけ。指数としては3歳筆頭は前走値111の○レッドアンシェルのほうかもしれない。一発は☆ディバインコード。

叩いた効果で変わり身は大きい1レッドアンシェルが主力。マイラーとしての資質は高く決め脚が発揮できればチャンスだ。次位は8サトノアーサーで相性がいい阪神で変わり身はある。▲は7ディバインコードで先行策から抜け出しは可能。