【まともなら】ムーアの叱咤にこたえ、テラノヴァは鳥羽特別をゴール前2着強襲。ヒヤヒヤものにも見えたが、ムーアがしっかりと闘志を喚起してくれた。何度も記したが、京都マイルに1分32秒2、準オープンでも2着連対歴が二度ある実力派。油断のならない、気を抜けない血統ではあるが、前走2着はここに結び付くと、楽天的に(笑)考えてみよう。

　ラベンダーヴァレイも、阪神マイルの準OP・うずしおSで、上がり32秒8を計時したこともある切れ者。前走は12着とはいえ首位とは0秒4差、ルメールの丁寧さも加味、巻き返しに期待。ドルチャーリオは、叩き三戦目、7Fは[1041]と、マイルより精度が高い。

　キアロスクーロは、時計のかかる馬場は得意なほう。前走の敗因は折り合い難と、少し蓄積疲労もあったか。オーマイガイの二走前・1分32秒3とい好記録を見直し。グロワールシチー、クードラパンの差し込みも押さえておきたい。

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【実力伯仲】阪神で3勝と抜群の相性を誇っている9キアロスクーロ。坂のあるコースだと最後のひと伸びが違う。能力断然の4テラノヴァが相手。ただピークは前走だった気がしており、お釣りがあるかどうかがポイント。下降線の角度が緩やかならば当然楽勝できる器だが…。6クードラパンの前走はフロックとは思えない快走。まだ人気がないのなら。

【波乱含み】まったくの人気薄となりそうな02オーマイガイだが、近走で見せている先行内容は優秀で、仕上がりもなかなかのもの。この枠番から楽に先手が取れれば、最後の最後まで粘りきれる可能性アリだ。相手は、04テラノヴァと05タガノカムイの2頭を上位に評価するも、07ドルチャーリオ以下も差はなく混戦。◎○▲の組み合わせから手広く流す3連複・3連単主体で、高配当を狙う。

【小波乱】ラベンダーヴァレイはじっくり構え差し脚を発揮。格上挑戦でもコパノピエールは先行力上位。ナムラアッパーは集中力がアップ。

なんとトップから12頭が90台に収まっている大混戦。しかも多くの馬が100台を持っている。同距離コース適性の高い馬が制するはずだ。同距離コース99あって前走も100出している◎コパノピエールを軸にしてみた。ギリギリなんとかなるレベル。相手は○ラベンダーヴァレイと▲テラノヴァ。一発に☆ドルチャーリオ。

冬場を迎えて確実にパワーアップした4テラノヴァが有力。差し脚は堅実でうまく好位で運べれば抜け出せる。○は7ドルチャーリオで阪神には実績があり能力も互角。