◎
マインシャッツは「
ゴールドアリュール×
マインシャフト」という組み合わせ。
母ザッハーマインは現役時代、クイーン賞(JpnIII)2着、
TCK女王盃(JpnIII)4着などの成績を残した活躍馬。本馬は3歳春に、脚抜きのいい馬場だったとはいえダ1800mで1分49秒台を記録した高い能力の持ち主。3代母ペギボンシが持つフラワーボウル≒スワップス3×3は底力強化に効果的で、これらの配合的骨格であるハイ
ペリオンとサンインローの組み合わせから成る血を母方に据えることは、
父ゴールドアリュールの成功パターンだ。晩成型の血だけに、4歳にしてようやく本格化してきた感がある。
前走の準OPは、道中外を回らされる距離損があったものの、ゴールまでしっかり伸びてハナ差勝ち。着差以上の強さを感じさせるレースだった。今回はオープンに昇級するが、ハンデ戦だけに斤量は55kgと比較的軽い。強敵相手でも勝ち負けに持ち込めるだろう。