【乗り込み入念】アルママは、GI・ヴィクトリアマイルなど、7勝をあげたホエールキャプチャの初仔。函館デビューもうわさされたが、柴田大が毎週のように追い切りに駆け付け、納得がいくまで仕上げてきた。最終調教は3頭併せで3F・36秒3-11秒8でフィニッシュ。やや小柄で首は短めの馬だけに、距離1500mチョイスもいい。

　強敵はアドマイヤスコール。鞍上はモレイラ。芝でも11秒台で上がってきていたが、直前追い切りは函館Wで68秒7-38秒7-12秒5。ウッドの終いの伸びと上りの数値は信頼度は高い。

　レーヴドカナロアも、追うごとに反応アップ。姉がたどった道をカナロア産駒の妹もがなぞる。

　スポーカンテソーロの実戦力。プレイングラン、ニューヨークタヤス、トーセンベリーニが連穴。

【相手探し】何かと話題の10アルママの始動戦。オンオフがしっかり走りでできている。1スポーカンテソーロはダッシュ力があり、この枠を活かす。5アドマイヤスコールは攻め量は十分。

上位は熾烈。勝負になるなという馬が多い。そこから堅実な軸馬を見つけなければいけない。能力高そうな◎アルママに期待。相手は○▲☆3頭が濃厚。あとはオッズ次第か。