【二着争い】アガラスの力量断然。キタサンブラックが現れ、現2歳世代は、種牡馬ブラックタイド再出発イヤー、その格好のサンプルがアガラスだろうか。母の父がブラックホークということもあるのだろう。キタサンより少し脚の長さは短め、ただし胸の厚みはマズマズ。父・母父の両方から、濡れたように光る黒鹿毛の肌艶を受け継ぎ、本馬場入場の際のファイト感もいい。

　いざ実戦では、前半1000m・1分3秒9というスローを、リラックスした走りで好位追走。上り3F・11秒6-11秒4-11秒3(34秒3)というレースラップに対し、自身のソレは34秒1。滑らかな加速ラップでシャープにひと伸び。乗っていてルメールも、これは楽しい馬だな。クラシックロードの絵図を一発で描けた。

　大物食いがあるとすれば、ダノンバラード×ジャングルポケット配合のナイママ。ウィンターフェル、トーセンギムレット、マイコート、ハギノアップロードの順に流し馬券。

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【実力伯仲】今年はレベルが高い門別組。その中でも主力は9ナイママ。血統的に芝のほうがむしろ良いくらい。デビュー戦大勝から見ても素質は相当高い。3サージュは脚先が軽く芝向きの走り。途中から動ける反応の良さが魅力。中央のトップは4アガラス。競走センスの良さが光る。

初戦同距離66勝ち◎アガラス。ブラックタイド産駒はこのコースで相性良し。相手に○トーセンギムレットと▲ハギノアップロード。上位は3頭と判断。あとはどこまで打つかだけ。

潜在能力は極めて高い4アガラスが中心。スピードがあり切れ味は抜群。額面通りなら連勝は可能。○は6トーセンギムレットで末脚は鋭くチャンスはある。