【先手必勝】ゴールデンブレイヴのデキ一変。前回は2か月余の実戦。好スタートは切ったが、むずがって鞍上とうまくかみ合わない。「ドタバタした走りになった」と、田辺Jが述懐していたが、ただし0秒4差には踏ん張った。まだ完璧とはいかないけれど、前走後、南W・函館Wでいっぱいに追えた。ルメールなら、先手なら、このクラスでは才能上位。

　当面の目標は連闘サウスザスナイパー。津軽海峡特別は1番人気。後続を封じ込めるべく積極的に動いたが、同時に自身の首も絞めることになってしまった。ただ、二走前の花見特別快勝歴が示すように、本来はHペースでも二段構えの脚が使える。

　ヒルノサルバドールは、花見特別でサウスと対戦(2着)。ライバルの軌跡をなぞいて動けばいい。昇級になるが、フリーフリッカーの前走鮮やか。北海道シリーズに良績のあるヴォカツィオーネ。11番人気とはいえ、津軽海峡3着のエンクエントロスも押さえておこう。

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【先手必勝】テンのスピードが速く、自分でレースを組み立てられる3ヒルノサルバドール。馬場を考えると、ここは自身のスピードを存分に見せつけられる舞台。どんな時計が出るのか楽しみ。14サウスザスナイパーは2走前◎に差し切り勝ち。穴ならハンデに恵まれた10タガノヴェローナ。

前走の函館同距離コース戦で結果を出せた◎エンクエントロス。同距離コース103は立派な数字。今回はさらに2キロ軽ければ軸相当。結果出せなかったほうの○サウスザスナイパーだがこちらはハンデ変わらずでも鞍上変わって前進ありか。3番手▲ゴールデンブレイヴ。一発☆ヒルノサルバドール。

マイペースで行ける公算が強い3ヒルノサルバドールを推す。小回り向きで55キロなら逃げ切れる。○は14サウスザスナイパーで現級勝ちの実績から巻き返しは十分。