【しぶとい】ダイスアキャストの乗り込み丹念。一週前はウッドコース、直前は芝で、藤岡佑が跨り、併せ馬で古馬に先着もしくは併入。兄ケツァルテナンゴ(父はチチカステナンゴ)は4勝、スマートファルコン産駒ながら、母系のクロフネ×トニービンの配合が表に現れた芦毛。最終週の芝1800mデビューは、配合コンセプトにあっている。

　イチザテイオー、アルテヴェルト、ウィクトーリアの三頭は稽古仲間。配合はともかく、調教の順番となると前記の位置となる。次いでクラサーヴィツァ、シゲルエメラルドなど、力量拮抗。

【混戦模様】マジメな性格で、稽古でも常にしっかり時計を出している7レークサイド。1ウィクトーリアは脚さばきが軽くシャープ。12ニューポートは特別な長所は見当たらないが、トータル的にバランスが良い。

この条件でまったくダメそうという馬もいないかわりに、抜き出て良い馬もいない不明な新馬戦。実際レースにいってみないと陣営もよくわからないんじゃないか。合いそうなハーツクライ産駒から◎クリノイヴァンカと○クラサーヴィツァを取り上げる。あまり人気にもならないと思う。