【軸不動】グロリアーナは良血馬らしく追われる毎に良化しシャープな動き披露。能力非凡で初戦から。クリスタルバローズは順調に乗り込まれ好仕上がり。力強いフットワークを見せており好勝負が見込める。ワイルドオーキッドは小柄ながら前向きで反応も良好。チェサピークベイもしっかり調教積まれ力発揮の態勢。ストーミーナイトも動き軽快で、ダズリングビーチとシンリンも押さえておきたい。

【目指そう兄姉超え】グロリアーナの姉は、JC2着のデニムアンドルビー。ひとつ上の兄は今春のクラシックをにぎわせたキタノコマンドール。その姉兄たちといい意味で異なり、肉厚で脚元も健やか。2歳夏に、南Wで6F追いを悠々消化。初陣突破が見えてきた。

　次位はクリスタルバローズ。27日・南Wで83秒0-66秒9-37秒7-12秒4。少し内目は回ったが、ヴィクトワールピサ産駒らしく、小柄ながら掻き込みはパワフル。まだビッシリ造ってはいないが、チェサピークベイの将来性に注目。

　ワイルドオーキッド、ストーミーナイト、ダズリングビーチなど、連下争いは横一線。

【順当】4グロリアーナは奥行きがあるタイプだが今回の顔ぶれなら素質で押し切れるとみて中心視。7チェサピークベイは初戦から動けそうなタイプで相手筆頭に指名する。3ワイルドオーキッドも仕上がり良好で首位争いが狙えそう。8クリスタルバローズは初戦微妙も立ち回りひとつで善戦以上が可能だろう。5ストーミーナイトは底力がありそうで時計がかかれば上位まで。10ダズリングビーチはスピードを発揮できれば残り目も。

どの馬も半信半疑感強め。これぞという馬がいない。おそらくオッズも割れるだろう。まだ重さの残る馬場だろうから、スタミナとパワーの馬を選んだほうが良さそうだ。◎クリスタルバローズ。乗り込み量は十分。相手○▲でオッズ良ければ勝負。

ひと追いごとに時計を詰めてきた7チェサピークベイを推す。フットワークは力強く能力は高い。対抗は4グロリアーナで素質は高くチャンスは十分。