【右肩上がり】3歳馬
ビッグスモーキーの勢いに注目。姉の
ワイルドフラッパーは、4歳夏を境に右肩上がり、エンプレス杯などダート交流重賞で3勝をマーク。崩れることなく重賞戦線で好成績を残したが、
キングカメハメハ産駒の弟も、初勝利に3戦は要したものの、京都1800ダート・
もちの木賞を1分51秒0のレコードで快走。この時点で古馬準オープンくらいは、だいたい見えていた。
芝2200mの
すみれSも試してみたが(3着)、血統・本質は中距離のダート馬。兵庫ChSは、すかさず2着と巻き返しを果たした。勝ってオープン・重賞に備えたい。
対抗は
スウィフトレイド。中央場所は輸送による馬体減りが気がかり、テンションが高く折り合いにも神経を使う。極端な後方待機策を取らざるを得ないが、当日輸送のない福島なら一変。開催場所は異なるものの、同じローカルの1700ダート・
大倉山特別では、良馬場1分44秒5という好記録を残している。
ミッシングリンクは芝で2勝、昨年冬ダートにシフト
チェンジした。緒戦は3着に敗れたものの、わずか三戦目で交流重賞・
TCK女王盃を勝ち取った4歳馬。牡馬混合にかわるが今回は自己条件。フラットコースの1700ダートはコーナーごとに息が入り、自分のペースに持ち込みやすい。
ノーブルサターンは、前走はスタートで立ち遅れ、道中強引に脚を使い追い上げるという典型的な負けパターンにハマってしまった。しかし昨年の兵庫ChSで2着している実力派、スンナリ先手を許すと前残りがある。ツボにハマれば
ファドーグ。右回りにかわるが
レッドオルバースも好調をキープ。