【前進必至】
アンブロジオの成長ぶりが著しい。東京マイルの未勝利を勝ち上り
ベゴニア賞を連勝。オープンの
クロッカスSを2着し、GIII・
ファルコンSを4着に奮闘してきた3歳馬。
NZT15着敗退で自己条件へと路線を切り替えたが、
相模湖特別は1000m通過・58秒2というよどみのない流れを大外枠からすかさず好位にとりつき、残り1ハロンからもうひと脚を使い後続を完封した。稍重という条件下で1分21秒5という走破タイムも内容が濃い。
ベスト距離の7ハロンに目標を合わせ乗り込みも丹念。平坦替わりもプラス材料、北海道遠征中の横山典も手綱を握るべくかけつけた。
第一本線は
ヴゼットジョリーとの差し比べ。少し記録は古いけれど、紐解けば2年前の
新潟2歳Sの覇者、降級の1000万・
月岡温泉特別は格の違いを見せつけて勝利。上りラップも10秒台を2つ含む32秒5と上々、追い出しての反応や使える脚、1F短縮の1400mの動かし方を、石橋も前走でしっかりと確認できた。
57.5キロのぶん三番手としたが、
ディバインコードの出発点・初勝利は当該7ハロンだった。昨年秋はオープンの信越Sを3着、オーロC2着など、ひとクラス上の条件で好勝負を演じてきた降級馬。函館日刊スポーツ杯は1番人気の正攻法の競馬を演じ5着に敗れたが、調教の動きは依然軽快。立場的に今回はプレシャー少なく動けそうだ。
エスティタートは逃げるか追い込むか。戦法は両極端だが、左回りの中京7Fに1分19秒8のレコード勝ちがある。使える脚は一瞬だが近二走・現級の1400mで0秒2差の戦いを繰り広げている
ドーヴァー。
キョウワゼノビアは昇級の多摩川Sで最速の末脚を使った。