【充実著しい】3歳馬
アメリカンファクトの連勝に期待。5月13日の東京1400ダートでは1200m通過タイム・1分12秒2という高速ラップを計測。6ハロンに距離短縮でスピードと資質がより強調されるタイプではないかと睨んでいたが、なるほど前走の新潟6ハロン戦は好位から余裕十分に三番手から抜け出す快勝。1分10秒7という走破タイムは前日の準オープン特別を0秒2上回っており、昇級でも記録的には即通用。前走時の体重は自己最高の500キロ、走るたび筋肉量が増している。
強敵は
ストロベリームーン。坂という負荷のある中京1200mの
尾頭橋特別を、1分10秒8・上り35秒9で走破。現級では最上位にランクされる好内容を残した。今回は先手を主張するスピード馬が揃い、ペース予想は平均より上。おあつらえ向きの決め手勝負になりそうだ。
三番手は
ハルクンノテソーロ。終い一手だけに脚の使いどころに悩んでいるが、降級二戦目、相手関係はかなり楽になった。1200mの流れは折り合いに気を遣わなくて済み、タメがきけばそのぶん終い弾けるのではないか。
長期休養明けのぶん惑星にとどめたが、
リモンディは未勝利から1000万まで
ポンポンと3連勝。前走の中山1200ダートの1分11秒2というタイムは同日の準オープンと同タイムと優秀。
ハニージェイドは前走準オープンで0秒3差、このメンバーに入れば末脚は五分でいい。
カネノイロは得意とする左回りの短距離ダートに舞台がかわった。