【タンクは大きい】
ダークナイトムーンは、楽しみいっぱい。まだ脂肪分が抜けず、心身ともに完成途上ながら、前回の上りは11秒7-11秒5-11秒6(3Fは34秒8)、自身のソレは34秒4。「タンクの大きな、そこにまだいっぱい入る馬」と、味のある言葉でムーアも才能をたたえていた。余分なものをそぎ落とし、2勝目をあげ、さあクラシックへ
アタック。
牡牝の違いはあるものの、ポテンシャルなら
ローザフェリーチェも負けていない。前回は1000m通過が1分4秒6の超スロー。上りの速いのは当然として、ラスト2F・10秒9-11秒2という超高速ラップを一気にのみこんだ。
リビーリングも、ふらふらとして心身ともに若さ丸出しの状態でも、11秒4-11秒5-11秒8というラップで余裕でパンチアウト、時計も1分49秒7と優秀。
ウォルビスベイの
福寿草特別の上りは12秒2-11秒2-11秒7、500万なら上位争いになる。父
ロードカナロアに似た体型だけに距離がカギになるが、
エピックスターも中山の急坂・11秒8-11秒8というレースラップをひょいと差し切った。
プロトスターの上りは11秒7-12秒1、3着入線ながら案外と数字は平凡。