【血統馬一変】
スイープセレリタスは、激変材料多し。母は牡馬混合GIをひと差しした
スイープトウショウ。ただ、初陣は重め、チークピーシーズを装着しても、直線はササり加減。いい面も悪い面も、母から両方を受け継いでいるが、
ワイルドな心身でも見せ場は作った。1日の南Wの追い切りでは、土曜日の未勝利を楽勝した
ロマンティコを追走併入。肉体面の上積みは確実。7Fの未勝利もあったが、将来を見据えマイルにこだわっての参戦。スケールと血統にまずは注目。
対抗の
マジックリアリズムは、現準オープン・
ソーマジックの全妹。幼駒時代から身体のラインがあまり崩れず、減点材料の少ない馬だったが、デビュー戦もきわどい2着。馬体がふっくら張ってくれば、もっと走るだろうし、モレイラとマイル短縮もプラス。
ニシノドクターヘリは、記録を更新する形で新潟マイルを2・2着。上位二頭がどちらかモロさを露呈すれば一角崩し。
サピアウォーフは、前走は大外枠と出遅れが痛かった。
マリノオークション、
エンドーツダ、
ワイルドオーキッドたちも、中山の坂でバテなかった。