【一騎打ち】シュヴァルツリーゼは幼さ残す現状も素質非凡で推進力も十分。態勢も整っており勝ち負け必至。ヴァンランディは血統背景優秀で動きも軽快。仕上がりも良好で同等級の評価。アッシュドールは乗り込み入念で動きも上向いており力発揮が見込める。テンプテーションも力強さ出ており上位の候補。アースドラゴンも雰囲気は悪くなくエスコーバタハトとリュウグウオーも押さえておきたい。

【堀VS藤沢】目つきはキョロキョロ、少し落ち着きがないのを嫌がる人もいるだろうが、シュヴァルツリーゼの薄い皮膚と滑らかなシルエットには、思わずため息が出る。一週ごとの調教タイムも、堀厩舎で新馬前にこんな時計を出すのか。なかなか数値も確からしい。手綱を緩めず集中さえすればアッサリ突破。クラシックへとつながるラップや記録を見てみたい。

　ヴァンランディは、兄にコディーノ、姉にチェッキーノが名を連ねる、藤沢厩舎ゆかりの血統馬。若干小柄、成長過程を心配したが、常に3頭併せで負荷をかけ、へこたれることなくキビキビとして調教メニューをこなしている。まともなら両頭の叩き合い。

　南Dコース仕上げだけに蓋をあけてみないと心もとない感じもするが、割って入ればルーラーシップ産駒のアッシュドール、そしてジャスタウェイ産駒らしい機動力があるテンプテーション。エスコーバタハト、サンビンガムトン、アースドラゴンが押さえ。

【順当】11シュヴァルツリーゼは乗り込み入念で初戦から力を出せそう。10ヴァンランディも初戦から動けそうなタイプで首位争いの可能性が高いだろう。2サンビンガムトンは底力がありそうで流れに乗れれば上位が視野に。8テンプテーションは地力的にどうかも立ち回りひとつで善戦以上が狙えそうだ。6イチゴダイフクは新馬向きとみて一発に注意。

注目の◎ヴァンランディと○シュヴァルツリーゼが揃って外枠に入った。この2頭の上下勝負。あとは3頭目探し。わずかに▲アッシュドールがいいか。上位が人気すぎると思うので4点に絞った。

気性が素直で素質は上々の10ヴァンランディを推す。目立った時計はないが動きは軽快で実戦タイプ。次位は11シュヴァルツリーゼで動きは俊敏な能力は高い。