【もっとゝ驚きたい】
レイエンダの艶やかさを今一度味わいたい。思い返せば昨年の7月の新馬戦。札幌の洋芝で、12秒3-11秒6-11秒4(3Fは35秒3)という上がりを34秒5でひとマクり。デビュー戦1戦で、兄
レイデオロと同じクラシックの絵が描けたが…。
復帰戦の
夏木立賞は、5F通過・58秒8のミドルラップの上に立ち、11秒7-11秒7-11秒9(3Fは35秒3)というレースラップを悠々上回る33秒6、終わってみれば1分58秒8。一瞬フラフラっとしたように見えたが、行き脚がついての加速力と走破タイムは、さすがダービー馬の弟。
松前特別も粘り気の多い函館の芝で、5F通過・59秒8という平均ペースを、余裕をもって好位追走。1分59秒3という時計は、一週前の
函館記念より0秒5速く、レースの質そのものも上とみていい。外回りの2200mなら、多少もたついても底力と資質で押せる。
強敵は
ブレステイキングの才能。春は幼さ丸出し、2勝目に手間取ったが、八分のデキでも、
プリンシパルSは1分58秒2・上り33秒6は最速。総合タイムの数値は落としたものの、次走はフットワークにブレがなくなった。充実の夏を過ごし、デムーロも
ニンマリ。馬体のラインが重賞仕様にクッキリと浮き出している。
割って入れば
コズミックフォース。前記
プリンシパルS優勝を
ステップにダービー3着。いい意味で秋のモノサシになる。
皐月賞3着馬
ジェネラーレウーノは、
トライアルから全力投球の仕上げ。中山の2200m適性もかなり高そうだ。
ダブルフラットは新潟2200mを2分10秒8でレコ勝ち、次走が2分11秒0。まだオツリがあり、ここが
ピーク?。
グレイルは、腰がどのくらい膨らみ、動くようになったかを、当日のパドックで確認したい。
ギベオンもフックラを長く見せるようになっていれば距離をクリアできる。