【上位拮抗】コントラチェックは2走目の前走が強いレース内容。休み挟むも動き良化がうかがえ連勝を期待。スティルネスは新潟2歳Sで3着と好走。前走後も順調に調整進み気配も良好で好勝負を見込む。同レースで○に続いたジョディーも状態上向きで争覇圏。レッドアネモスも動きに活気あり上位の候補。ポリアンサは幼さ持つも脚力見劣らず、ディーブラッドやブルーグローブなども差はなく要警戒。

【際立つ皮膚感】コントラチェックの美貌と才能を重視。日本で生れた初年度産駒のホーカーテンペストを筆頭に、バウンスシャッセ、スプリンターズSにも出走するムーンクエイクなど、兄姉にオープン馬が多数名を連ねているが、父ディープインパクトというのは本馬が初めて。

　この血統ピカイチの皮膚の薄さは、なるほどディープね…。なんて、母系特有の敏感さ、デビュー戦のように道悪だとバランスを崩す脆さも抱えているが、前走は気性を慮りハナを切り、洋芝の札幌でラスト3F・12秒3-11秒4-11秒5でフィニッシュ。変に好位差しにこだわらず、ハナを叩く作戦をルメールは考えている?逆転があればオーシャンスケイプ、単勝も少々。勝ち上りは二戦目、平坦の小倉とはいえ、前走は1000m通過・59秒9-マイル通過・1分36秒3というミドルペースを踏み、11秒台の加速ラップでフィニッシュ。1分48秒2というタイムも、2歳・小倉1800mコースとすれば出色。

　単穴はジョディー。坂コースの東京1600m・1分35秒9という新馬勝ちの時計と11秒5-11秒4-11秒3という加速ラップは、2歳6月期では上等の部類。新潟2歳Sは、よもやの重め残りと妙な馬場に戸惑い4着と伸びきれなかったが、モレイラ騎乗とあれば中山の坂もグンとひと加速。

　血統・気配は地味だが、新潟2歳S小差3着に押し上げてきたスティルネス。中一週は少し気がかりだが、ブルーグローブは渋った馬場、当該マイルを1分36秒7でしぶとく走り抜いた。好調教レッドエネモス、レノーアも連下なら。

初戦は取りこぼしたが2戦目は圧勝の◎コントラチェック。もともと期待の大きかった良血馬だし、中山適性もありそう。1軸マルチだと点数が増えすぎるので、1,2着前提の3連単で。

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【中波乱】5レッドアネモスは初戦快勝の先行力上位で引き続き押し切りに期待可能。7ジョディーも素質的に上位で条件的にも首位争いが狙える。2コントラチェックは前走が逃げ圧勝でここでも主導権を取れれば勝機あり。10スティルネスは雨馬場が微妙も流れ込む可能性に警戒しておく。6オーシャンスケイプは小柄だが競らずに行ければ残り目も。4ブルーグローブも再度の先行策なら上位まで。

【小波乱】コントラチェックはスピード豊か。上積みがあるジョディー。レッドアネモスはレースがうまい。

新潟2歳S組の指数は高い。そこをそのまま判断していいのかどうかだけ。とにかく材料が少ないのであとは初戦値比較くらいしかない。なのでそのまま93を評価して◎スティルネス。相手に○ジョディーと▲コントラチェックとした。次点で☆ブルーグローブ。難しいレースだ。

未勝利を楽勝した2コントラチェックが有力。うまく主導権を奪えれば逃げ切りは可能だ。○は10スティルネスで先行策から抜け出しは可能。