【破格の追い切り】マジカルスペルは、まだ確変があっていい。母はケンタッキーオークスなどGIを2勝、北米3歳・牝馬チャンピオンに輝いた良血馬。三走前の1分51秒8で、現級勝ち負けもだいたい見えている。まだ馬が幼く、二走前は出遅れ。伊勢崎特別は終始ハミを噛み気味。ムーアをもってしてもガス欠を起こしてしまったが、北村友が手綱をとり、先週CWで上り11秒4(9分どころ)、7日の上りは11秒8。リフレッシュ効果も含め、一段進化が期待できる。

　キクノルアは、阪神2着に続き、京都1800ダートを良馬場1分51秒8で2着している。コティニャックは、気持ち余裕残しでも現級2・5・3着。馬場、右左のコースは問わない堅実派だ。

　離れた3着とはいえ、アンナペレンナは和布刈特別を1分44秒9という好タイムで3着に押し上げてきた。前崩れの展開になればイェドプリオル。連穴は、このメンバーなら初ダートでもニシノジャーニーを試せる。

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【順当】使い込むと気が緩んでくる1マジカルスペルにとって、休み明けこそ勝負の場。素質は条件クラスにいるレベルでなく、ここはあくまで通過点。相手探しの一戦だろう。13キクノルアは連続2着。ここも1頭強い馬がいるので、無理に負かしに行かなければ2着は確保か。11イェドプリオルは逃げてどこまで。◎の動き次第で粘りこみが可能になる。

平均値トップは▲キクノルアだがコース初と乗り変わりは材料としてはマイナスだろう。ならば◎コティニャック。相手に○アンナペレンナという評価にする。一発には☆アンプラグド。

休養明けになるが心身がともに充実した1マジカルスペルが主力。先行力があり上位争いは必至。対抗は13キクノルアで2着続きから巻き返したい。