【抜群の機動力】アドマイヤマーズは、朝日杯FSまでまっしぐら。母ヴィアメディチは仏4勝(GIII勝ち)。セレクトセールで見たときから、本年のダイワメジャー産駒を代表するスピードスターになるだろうと温めてきたマイラーだった。トレセン入りし、育成も調教も順調。

　いざ実戦でも、ラスト2F・10秒7-11秒という、ヨーイドンの極端な上り勝負にも、追い出してグンともうひと脚。ダラダラとした単なるスピード任せのダイワメジャー産駒ではなく、瞬発力に富むGIレベルの切れ者だ。

　翌日同じマイルを1分35秒3で駈けたエイシンゾーンが本線。マイネルフラップ、タガノジェロディも、単に仕上がり早だけで勝ってきたわけではなく、彼らなりにレース精度はあげてくるだろう。

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【平穏】前評判通りに圧倒的な1番人気に応えた6アドマイヤマーズのデビュー戦。それでいて僅差の勝利は物足りなく映ったが、最後にグイと一伸びしたところに底力を感じる。おそらくクラシック戦線に向けて勝利の女神に選ばれている1頭。ここも通過点。3タガノジェロディは2戦目でグッと大人びたレースが出来た。1つだがキャリアの多さで◎をどこまで苦しめるか。

【前走優秀】デビュー戦で見せたゴール前での粘りが驚異的だった07ブルスクーロ。まだまだ奥がありそうな器で、レースを経験しての上積みもかなり大きいはずだ。坂路での最終追い切りもいい動きで、少頭数の外枠も好材料。相手は、06アドマイヤマーズと03タガノジェロディの2頭が上位評価組である。ここは絞って、◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたい一戦だ。

【小波乱】アドマイヤマーズはスピードとパワーのバランスがいい。良化しているマイネルフラップ。タガノジェロディはレースがうまい。

初戦は勝っているならば数字はあまり関係なくなってしまう2歳オープン戦。とはいえ同距離コース78勝ちならば◎エイシンゾーン。相手に○アドマイヤマーズでいいのではないか。あとはどこまで押さえるかの勝負。

デビュー戦の鮮やかな差し脚から6アドマイヤマーズが有力。ラスト33秒3の切れ味は抜群で上積みが見込める今回は能力の高さから連勝機。○は7ブルスクーロで実戦を経験しての変わり身は必至でスピード能力は高い。