【一騎打ちムード】
スイープセレリタスの資質上位。母は
宝塚記念で牡馬を串刺しにした
スイープトウショウ。本年産駒は生れ落ちた時からノーザンFで育成。ただ、6月生まれということもあり、稽古は慎重。
デビュー戦の新潟・芝マイルは下腹がダブつき加減、内にモタれ5着に敗れたが、6キロ絞り伸び一変。1分33秒8は同週のサウジアラビア
ロイヤルCより0秒2ほど速かったが、母を知る池添「まだ緩い」、厳しく言いつつも、積みがあることを嬉しそうに口にしていた。中京マイルなら前走のリズムで走れる。
大勢は
ダノンチェイサーとの瞬発力勝負。
きんもくせい特別は1分46秒2で走って僅差の2着。出遅れ、強気のスパートが裏目に出てしまったが、体型はマイラー。2歳暮れ、このこうやまきを勝った
ペルシアンナイトを預かる池江師が、ここを使ってきた意味合いや展望みたいなものも透けて見える。
両者が激しくお互いを意識しすぎるようだと、
ヤマニンマヒアに漁夫の利。
マイネルウィルトス、
ベストタッチダウン、
ジャスティンにも連下の目が出てくる。