【高田も意思をもって跨る】中山大障害のミヤジタイガは、飛越自体は合格点。しかし4100mのスタミナ勝負は分が悪い。流れ込むだけの10着に終わったが、この距離なら、キチンと意思をもって乗れる。イルミネーションJS2着のスピードを高田で見直し。ダート替わりも他馬が気にするぶんプラスに働く。

　当面の敵は中山新春JS2着のドリームハヤテ。

　少し間隔があいたタマモプラネット、グッドスカイは、ダート戦だけに今回は印をひとつ落とした。順調さならスプレーモゲレイロ、ウインレーベン。

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【順当】個性豊かなハードル界において、その中でも一際輝く存在感をアピールし続ける4タマモプラネット。今回も戦法はいつも通りの大逃げ。直線がダートなら逃げ切る可能性は高まった。3グッドスカイは本命馬を視界に入れながら、ペースを作れるのは大きい。ただ逆に直線ダートは実績がなくて…そこがポイント。5ミヤジタイガは前走度外視すれば安定感は抜群。

【中心不動】この条件でこの相手ならば、素直に04タマモプラネットから。京都の障害が本当に合っている馬で、今はデキの良さも文句なし。果敢に逃げて、そのまま押し切ってくれそうだ。相手は少しひねって、06ドリームハヤテと09スプレーモゲレイロの2頭を上位に。ヒモ紛れを狙い撃つイメージで、◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】スプレーモゲレイロは地力をつけている。センス上々のグッドスカイ。ミヤジタイガは距離短縮を利して踏ん張る。

コース値で110を持っているのは▲ミヤジタイガ。ほぼ2年前の平地ではあるがこの数字はこのメンバーでは抜けたもの。とはいえやはり京都障害コース実績で軸は◎タマモプラネット。相手も○グッドスカイで順当だろう。