【巻き返し】毎日杯にはダービー有力候補も出走していた。8着に敗れたものの、アルムフォルツァの時計は1分47秒5。時計的には十分合格点がやれる。じっくりと無理なく構えられる2400mなら、持ち味である決め手が、結果となって表に出るか。

　当面の目標はジェシーの粘り腰。梅花賞が0秒6差、山吹賞は0秒3差の3着と、経験を積むごと踏ん張りが出てきた。距離や高速ラップはまだ手探りとなるが、

　トーセンアイトーンは、いかにも追って味の在りそうな中距離型のステイ産駒。オーデットエール、マサハヤニースも連下圏。

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【上位拮抗】単騎で行けたときは未勝利戦の内容から強い5ジェシー。この頭数でこの距離。自身のタイムトライアルに誰も邪魔させない。1オーデットエールはズブいタイプだけに道中でも積極的に動けるデムーロ騎手に変わるのは歓迎。4アルムフォルツァは自分で道中の位置取りを選べる自在性がある馬。このメンバーなら大きな武器となる。

【積極策で】中山での前走が案外だった05ジェシーだが、引き続きいいデキをキープできている様子。京都替わりで積極的な競馬を仕掛ければ、持ち前のしぶとさが生かせるはずだ。キレ味勝負にならないようなレースメイクを、川田騎手に期待する。相手は、距離延長がいかにもプラスに出そうな、01オーデットエールを上位に。◎から流す馬連・馬単主体で勝負する。

【小波乱】トーセンアイトーンは追われて確か。持久力があるマサハヤニース。アルムフォルツァは状態がアップ。

平均値トップ◎アルムフォルツァ。相手に○オーデットエールと▲ジェシーというシンプルな判断。あとはどこまで押さえるかだろう。ただ可能性としては6頭すべてに可能性あり。あまり馬券妙味を感じない一戦。