【条件そろった】思い切った逃げを打つ、減量・荻野騎手起用とあれば、
ゲンパチケンシンの逃げ切り十分。被せられるとモロい、レースを選ぶ典型的ともいえる逃げ馬ゆえ、二けた着順も多い。しかし着目すべきレースは11月の福島。前半33秒5というHラップを刻み、後続を1馬身余と突き放す完勝。1分8秒0という走破タイムは、同日の1000万特別より0秒5速く、良馬場で行われた翌日の準オープンを1秒上回っていた。
攻め馬もOP馬相手にかなり動いたし、馬体もひと絞りできた可能性が高い。京都コースは新馬勝ちもしたフラットコース、行く気ならこの大外枠もプラスとなる。
二の筆頭は
ユアスイスイ。
千種川特別は湿った馬場の
アシストを受けたことも確かだが、昇級して即2着はエラい。稽古の動きを見ると、さらに上積みが期待できる。
グロワールシチーは、一息後をひと叩き、距離短縮に加点材料あり。千種川6着の
アグネスユーリヤも、良馬場かわりで前進。1枠
キッズライトオン、5番枠を引いた
スペードクイーンのチョイ差しなど、伏兵が絡めば一気に馬券はハネる。