【微調整】タガノカルラの才能に改めて注目。デビュー戦は1200m通過・1分12秒2というタフな流れを踏み、1分24秒7で中団から強襲。脚抜きのいい重馬場とはいえ、2歳7月期にしては、時計とすればマズマズ。ヤマボウシ賞の出遅れ癖は想定内、ただ道中砂を被ってイヤイヤ。競馬になったのは正味1Fだった。ルメールなら、そこら辺りを微調整、勝ち負けの精度を高めてくる。

　当面の敵はスマートドレイク。二戦続けて、パンチ力のある逃げを打てており、終いの粘りも増した。昇級・距離延長となるが、オルトグラフは、不安よりは楽しみのほうが大きい。エイシンノホシ、ファイアーボーラーのキャリアも差はわずか。

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【実力伯仲】アクセルの踏みタイミングが、やや難しい8タガノカルラ。ただエンジンは間違いなく一級品。名ドライバーに代わり、どこまでパフォーマンスが向上するか楽しみ。4スマートドレイクはスピード上位。1ハロンの延長なら乗り切れる。9オルトグラフは一度使った上積みが大きい。

【上位拮抗】近2走で見せている内容がいい、04スマートドレイクを本命に推す。脚抜きのいい馬場だったとはいえ、阪神でこのパフォーマンスを見せているのは高く評価できる。稽古での動きも力強く、引き続き好走が期待できそうだ。相手は、06ファイアーボーラーと03ラブミーリッキーの2頭を上位に評価。紛れもあるとみて、◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ファイアーボーラーは伸びしろ十分。追われてしっかりしているタガノカルラ。スマートドレイクはスピードがある。

ここは平均値トップにルメール乗り変わりの◎タガノカルラ。まあとにかくこの馬も含めて近走が渋った馬場が多いので、指数がどこまで判断しているのかはちょっとわからない。前走値で○ゴルヴァと▲スマートドレイク。☆△までデキ次第では逆転もあるだろう。