【血統馬注】リオンリオンは、正直まだ成長途上。パドックの身のこなし、四肢の踏ん張りは理想像に一息。前走は直線の伸びを心配した。だが、直線半ばから二枚腰をつかって1分48秒0。超速ラップはなくとも、500万はすぐに突破できる血統馬ということは確認できた。

　対抗はコスモカレンドゥラ。アイビーS2着は、キチンとした上りラップを踏んでの粘り込み。二走前の1分49秒7も、やや重馬場ということを加味すれば、内容的には上々。

　シャドウエンペラーは、前走は心身ともに気負いこみすぎたか。調教をひと工夫、ホームと10Fに漸進の余地を残す。オールイズウェル、ヘリオスは、一気の1秒時計短縮が課題。

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【平穏】前走ハマったとはいえ、強豪相手にしっかりと勝ちきったことを評価したい5リオンリオン。一瞬のキレで勝負するタイプだけに、むしろ内回りが向く。4コスモカレンデュラは関西遠征が鍵も当日落ち着いていれば。2オールイズウェルも、まだまだ奥がありそう。

【巻き返す】前走は期待に応えられなかった01シャドウエンペラーだが、2歳馬でもありアテにならない部分があるのは致し方なし。自己条件に戻ったここならば、力の違いで押し切ってくれそうだ。稽古での動きも相変わらず良好。相手は、04コスモカレンドゥラと02オールイズウェルの2頭を上位に評価した。少頭数でもあり、ここは◎-○▲の馬連・馬単主体を厚めに狙いたい。

【小波乱】ヴィクトリアピースは粗削りで伸びしろが大きい。コスモカレンドゥラはレースがうまい。追われてしっかりしているリオンリオンも圏内。

平均値トップ○シャドウエンペラー。初戦から2戦目にキッチリ数字を上げているパターン。だがしかし前走のサウジアラビアRCは勝馬グランアレグリアに引っ張られた好数字かもしれない。ならば◎コスモカレンドゥラ軸かも。3番手に▲ヘリオス。一発☆ヴィクトリアピース。

未勝利の鮮やかな差し切り勝ちから5リオンリオンが主力。格上げになるが地力アップは必至で期待できる。○は2オールイズウェルで距離延びて決め脚が生かせる。