【良馬場所望】
サーブルオールが、着実に
ステップアップ。若馬時代は馬体も薄く、慎重に折り合いや距離適性を探り、成長を見守ってきた。そうして迎えた今年の1月、東京1800m。5F通過・59秒5のミドル、11秒7-11秒7-11秒8(3Fは35秒2)というレースラップを、坂下から並ぶ間もなく一気差し。上りは33秒8、1分46秒9で、ごく近い将来のオープンを予感させたが、準オープンの
美浦S・中山の急坂も勢いよく1分59秒9で登板。
続くGIII・
エプソムCは小差の4着。跳びが大きくきれいなため、
七夕賞も重馬場に脚をとられるシーンがあったが、一旦首位争いには加わった。先週の
福島記念にも登録があったが、早い段階で除外がわかっており、一週延ばしも関西遠征の準備もきっと大丈夫。
当面の目標は
ショウナンバッハ。ここは相手が揃っているだろうと見ていた近二戦、
新潟記念が3着、
オールカマーは2分11秒8で5着。オープン特別なら主役を張れる。
ドレッドノータスも、元々はオープン馬。健やかになった今なら気分よく連勝Vだってある。惑星は
中山金杯0秒3差の
ケントオー。しぶった馬場なら
アメリカズカップの粘り込み、
キョウヘイがゴール前急追。