【デットヒート期待】
ヴェロックスか
カテドラルか。まともなら二頭が後続をぶっちぎるマッチレース。
前者
ヴェロックスの母は独GII・
オークストライアル勝ち。世界のGI級が集うようになった今のノーザンFでは、格別優れた繁殖とはいえず、兄3頭のうち2頭はJRA1勝クラス。デビュー前は正直、能力図を描き切れないでいた。しかし、ラスト3Fは推定11秒8-11秒3-11秒1(34秒2)、後続に8馬身差の独走。1分48秒7というタイムも新馬戦とすれば出色、本年2歳のデビュー馬の中では現時点では文句なしのNo.1といっていい。
後者
カテドラルの新馬も、前半1000m通過は1分5秒5のスロー。重の巧拙が明暗をわける湿った芝での決着は、能力を見誤るときもあるけれど、レースの上りは11秒9-11秒1-11秒5(ラスト3Fは34秒5)。自身の上りは34秒3、重馬場でも11秒を切るラップを残り2F目あたりで計測。この
野路菊Sで数字の精度を確定すれば一気にクラシック戦線の頂上が見えてくる。
洋芝の札幌1800mを上り34秒1で突き抜けた
モンテアーサーも、かなり才能は高いが、今回は3着止まりかなぁ…。