【ポテンシャルはOP】
エクレアスパークルは、なかなか奥が深い。ひも解けば、2017年の2月・阪神2000mで新馬勝ち。続く
若葉Sがハナ差の2着、
はなみずき賞は上り34秒1でクビ差2着。無事だったら重賞勝ち負けが見えた好素材だった。約一年の休養を余儀なくなれたが、4月末の500万勝ちは、1000m通過・58秒7という、超のつくHペースを雁行状態から逃げ切り勝ち。器の評価はオープンでいい。昇級の
オーストラリアTは2着、500万降級戦も2着と、一瞬の脚にまだ過不足はあるが、乗り込みも丹念。湿り気の残る馬場もいい。
本線は
ダンサール。520キロ台の馬体をこなし切れず、逃げたり出遅れたり、中央場所は輸送と坂に課題を残しているものの、地味に見えても前走時計は、同日の1000万と同レベル。
次いで
テイエムオスカー。初勝利は1400ダート、三走前から芝の中距離へと切り替えてきたが、重馬場が味方したとはいえ、前走3着で鞍上も手応えが確かになった。
距離が微妙だが、
モンファロンの変わり身。造り直した
キャンディストーム、未勝利馬
ビッグウェーブの意欲にも一票。