【手応えズッシリ】この兄姉たちを何頭か見てきたが、サトノルークスは、一番厚みがあって、育成過程も順調。直前は上り重点でルメールに感触を確かめてもらったが、13日、20日にCWで6F追いをビッシリやっている。

　アールジオールは、坂路53秒2をマーク。ハーツクライ産駒らしい、機敏さと瞬発力を備えている。一角崩しがあれば、いかにもラフィアン系らしい、タフな調教を消化してきたマイネルウィルトス。サラミスは、もう素軽さが欲しかったなぁ…。ヴァリアント、ゴータイミング、ラッキーバローズが押さえ。

【波乱含み】乗り込み量豊富で、初戦こそ狙い目の11アールジオール。走りに軽さがあり気性も素直。2ヴァリアントは1週前にCWに好時計を記録。雨量が少ない時間帯なら素軽さを活かせる。1バーンスターも好枠からダッシュを決められれば侮れない。

【素質断然】セレクトセールの超高馬である07サトノルークス。仕上がり早の母系ではないが、ポテンシャルの高さは疑いようもない。こういう奥手な血統でも初戦から動けるのが、ディープインパクト産駒のいいところ。ここから、相手は02ヴァリアントと09ブリッツアウェイの2頭が上位評価組である。ここは、◎-○▲の馬連・馬単を厚めに狙いたい。

【小波乱】ヴァルトブルクは長くいい脚を使うことができる。サラミスは仕上がりがいい。粘り強いマイネルウィルトスも圏内。

ディープインパクト産駒は4頭出ているが、適性のわからないディープ産駒で取捨が難しい。上位といえる馬がいないのでかなり難しい。馬場状態と人気がどうなるかだが、思わぬ人気薄の台頭もあるんじゃないか。馬場渋くなると見てパワフルさで◎アールジオールを抜擢してみる。