※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
定量重量戦で1着賞金は6700万円と、「GII以上GI未満」という位置づけにある。マイル路線とス
プリント路線の一流馬が集結して、毎年豪華な顔ぶれが揃うが、そのわりにはなかなかすんなりとは収まらない。過去10年で1番人気の連対は2回のみと不振で、一筋縄では収まらない波乱含みのレースだ。
1.重賞実績は必須
過去10年の勝ち馬のうち、それまで重賞未勝利だったのは2008年の
マルカフェニックスただ一頭。その年はGI級が不在で、例外的にメンバーが薄い年だった。実績馬に有利な定量戦であり、既成勢力の壁は高い。昨年は条件戦を4連勝して挑んだ
モズアスコットが1番人気に支持されたが、4着に敗れた。
2.前走凡走馬が一変する
2013年の
リアルインパクトは前走10着から巻き返して勝利して、2010年の勝ち馬
キンシャサノキセキも前走は13着だった。過去10年で前走で掲示板内を外していた馬が4勝して2着も7回あり、前走の凡走に神経質になる必要はない。ただし、着差でいうと前走で1秒以上離されて敗れていた馬は、過去10年で勝利がない。
3.関東馬が強い
過去10年で関東馬が8勝していて、2着も6頭(うち1回は2着同着)。出走数では関西馬の半数程度ながら、勝率でも連対率でも圧倒的な成績を収めている。明確にこうだという理由を挙げるのは難しいが、毎年関東馬が強いレースである。人気があまり当てにならないレースだが、関東馬に限れば1-3番人気が連対率54.5%と堅実。
ムーンクエイクはス
プリント路線に転身したこの2戦は見どころがなかったが、短距離の忙しい流れに乗れなかったのが原因。
スプリンターズSでは故障馬の煽りによる不利もあって、まったく力を出していない。間隔を開けてリフレッシュ、京王杯ス
プリングCをレコード勝ちした1400に戻って、本来の力量を見直したい。
レッドファルクスは不振が続いているが1400mは得意条件のひとつで、ボウマン騎手とのコンビで巻き返しを図る。
ジュールポレールは
マイルチャンピオンシップで6着と健闘。初の1400戦に戸惑わなければ。
休み明けが鍵も大崩れしない
サトノアレス、差し脚堅実な
ワントゥワン、
NHKマイルCの勝ち馬
ケイアイノーテック、叩き2走目で上昇が見込める
ミスターメロディにも注目。