【盛り返した】フナウタは距離短縮がハマった。京都マイルに1分33秒7という好タイム勝ちがあったが、スピードを制御できず折り合いに汲々。「お試し」的に前走1200mの蒲郡特別をチョイスしたが、流れにのって脚がたまり、ゴール前寄られる不利を受けながらも2着に盛り返した。右左の回りは問わない、今度はもうひとつ前のポジションを奪いに行ける。

　第一本線はスパイチャクラ。少し手あかはついたが、現級勝ちがある降級5歳。テッポウは2着3回、なるほど乗り込みも丹念だ。ひとつ歳はとったが、ナムラエルサは昨年2月の小倉シリーズを3・3着と好走。

　開幕週の軽い馬場ならコリーナのひと差し。比較的キャリアの浅いトワイライトライフ、ベストティアラ、ファンタジーボールの伸びしろも連下に押さえておきたい。

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【混戦模様】小倉コースのために、ここまで間隔をとった16スパイチャクラ。ここはぺースも速くなりそうで折り合いに苦労することはなさそう。1イヴノオモイデは最内枠を引き当てたことにより、何が何でも行くだけ。ハナさえ切れれば見直せる。2サトノアイリは休養を取って立て直しの効果に期待。

前走も94で平均値もトップ◎フナウタ。3走前にも同距離コース96出しているのでコース適性も問題ない。ここからの相手探し。2走前に同距離コース88で未勝利を勝った☆キョウエイレガシーでも足りてしまう混戦状態。

久々を叩いての変わり身は大きい15フナウタが優勢。器用な脚があり小回りならスピード能力が生かせる。対抗は16スパイチャクラで現級勝ちの実績から鉄砲駆けの魅力はある。