【高品質】ノーブルカリナンが快走する。デビュー二戦目の阪神1800mを勝ちあがり、果敢に挑んだ次走のエルフィンSが2着。桜花賞やオークスがチラついた時期もあったが、フローラS11着で春を切り上げ、馬体も434キロに戻し、復帰戦の中京・自己条件で2着。5F通過1分0秒3-1800m通過は1分47秒6という高品質な流れを、中団からリズムよくクビ差2着に追い上げた。

　1分59秒8という走破タイムも総合力の証、小回りコースに替わるが52キロなら追い出しにあまりモタつかないように思う。

　才能ならセンテリュオ。2月デビューが示すように、横見はともかく前からみるとまだまだ薄い。変にコーナーで動かすと、あちこち傷めてしまう。

　現状は直線で末脚を活かす方法をとっているが、君子蘭特別が1分47秒1・上がり34秒2で2着。矢車賞も上り34秒5で2着はしっかりと確保した。現地競馬なら、10キロ増えれば、秋は秋華賞路線だって間に合う。

　決め手なら、昨夏の鳥栖特別で当該コース一気差しを決めたブライトムーン。ただ、まだ開催二週目だけに差し・追い込みタイプはちょっと苦戦か。2月の小倉・2分0秒7が光るオスカールビー。アドラータ、ドロウアカードの粘り腰注意。

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【一騎打ち】デビュー以来、連対を外していない7センテリュオ。天候や馬場状態に恵まれ続けているのも事実だが、今回もスピードが活かせる最適な条件で競馬が出来そう。久々でも馬体に重苦しさは感じさせない。4ノーブルカリナンは前走で、このクラスなら力上位を証明。引き続き牝馬限定戦ならチャンス。

【逃げ粘る】小倉に向く機動力がある、09ドロウアカードを本命視。降級のここならば力上位で、稽古での動きから仕上がりもかなり良さそうだ。主導権を握って自分の競馬をすれば、この相手でもいい結果が期待できる。相手は、11アドラータと13オスカールビーの2頭を上位に取った。紛れもありそうな一戦なので、◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ノーブルカリナンはレースセンスがいい。発馬を決めてブライトムーンが前進。ハーツフェルトは反応が良化している。

ディープ産駒2頭がいい。平均値上位の◎ノーブルカリナン筆頭。相手に○センテリュオとした。次いで▲ブライトムーンと☆アンフィニスター。だが問題はここから。以下、前走芝馬はすべて80台を持っている。10番人気くらいまではどれも割り込みあり。△選び勝負になる。

放牧明けになるが一段とパワーアップした7センテリュオが有力。うまく決め脚が引き出せればチャンス。○は4ノーブルカリナンで自己条件なら期待できる。