【手の内に入れている】スカーヴァティは、父はロードカナロア。母クッカーニャは7-9Fの芝で5勝をあげた、厩舎ゆかりの血統馬。母同様、気性が勝ったファイタータイプでもあり、併せ馬で終い甘くなることも多いが、小倉1200mなら、この組み合わせなら、スピードで押し切れる。

　対抗はアズマヘリテージ、三番手にメイショウイギョクを置いたが、バレエシューズ、マイネルカゲツ以下、連下は混とん。

　◎エラーブルはラップ構造こそあまり良くはないが、坂路で51秒台。パイロ産駒は新馬の1200mだけは芝でも走る。スタート決めてそのまま枠順を生かせれば勝ち負け。

【混戦模様】まだ気持ちが付いてきていないが、体はしなやかな動きを見せている8アズマヘリテージ。10ハニーウィルは芝でも、スピード負けはしなそうな走り。12スカーヴァティはゲート速い。

【混戦模様】コレという馬がまったく見当たらない、きわめて難解な新馬戦。水準以上といえる動きを見せており、血統的にもこの条件が向きそうな05マイネルカゲツを本命に推したい。積極性のある、松山ジョッキー騎乗も好材料だ。そして相手は、03エラーブルと07バレエシューズを上位にチョイス。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負だ。

【小波乱】アズマヘリテージは仕上がり上々。前向きなマイネルカゲツ。タマモサルサはスピードがある。

人気が見えない。まあ軸はコレだという存在もいないのだが、そこそこ良い感じの馬が半数。どれが人気になってどれが人気にならないかが焦点。狙うのは◎スカーヴァティと○ハニーウィルの2頭。これが人気なければいいのだが。