11R

札幌2歳S

15:25発走 / 芝1800m (右 C) / 天候:曇 / 馬場:稍
2回 札幌 5日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(特指) 馬齢 12頭
本賞金:3100,1200,780,470,310万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

5

6

9

10

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

10

相手

5

6

9

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

9

相手

5

6

10

11

12

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【二頭の動きにはため息が出る】木村厩舎の二頭、ダーリントンホールゴルコンダが、Hレベルで一騎打ち。前者ダーリントンホールは函館1800mデビュー、函館Wの調教の動きはいい。ニューアプローチの仔は日本で何頭か見ているが、その父ガリレオより胴伸びがよく、ごく近親にオセアニアの長距離の雄クロスカウンター(メルボルンC優勝)の名が連なり、バチンと張った516キロの大型馬。

 ひょっとして大物?という予感もあったが、1000m通過・62秒1のスローにも、怒りつつも我慢が効いている。3-4コーナーすぎ、鞍上が手綱を緩めると鋭角的にワープ。12秒5-11秒5-11秒6(3Fは35秒6)というレースラップを35秒4でビュンと加速。洋芝で11秒台前半を連発、函館最終週しかも初陣で1分49秒8という時計も評価は高い。

 「決め手」をポイントに置き◎はダーリントンホールに打ったが、後者ゴルコンダは、新馬は見るからに重め残りで3着。次走はマイナス16キロ、シルエットや歩様の勢いが一変だ。スタートを決め、1000m通過は59秒6のミドル。後ろから突っつかれタフな逃げを余儀なくされたが、しかしリズムはいい。直線入り口手前、テレビカメラのパーンとあわせるかのように馬体を大きく映し出し、ラスト3Fは12秒4-11秒7-12秒4(36秒5)。馬なりで後続を大差に封印。従来の記録を0秒1更新する、1分48秒3のコースレコードでまとめた。

 ヴィクトワールピサ産駒だけに、東京や京都の高速馬場では思わぬ取りこぼしもあるかもしれないが、札幌1800mはドンと来い。中間の調教では、先行したり追いかけたり、◎と○は相譲らず。2歳夏、これだけ稽古で動ける馬もちょっと珍しい。

 三番手はディアセオリー。478キロの体は余分な脂肪がまったくなく、初陣から仕上がりは万全。スタートして4Fめに13秒6という緩いラップが出現し、1000m通過は63秒2のスローで展開したが、後半4Fから一気に11秒9にペースアップ。上り3Fは11秒8-11秒8-11秒9。平坦とはいえ上り4F・11秒台連続は立派。牝系の大本はドッフ、母の半弟ナムラマースは、札幌2歳S毎日杯勝ち。当レースゆかりの血統馬です。

 アールクインダムは、札幌1800mの新馬戦を上り3Fを12秒0-11秒3-11秒6でパンチアウト。レザネフォールは、推定12秒3-11秒7-11秒5でフィニッシュ。ブラックホールは、12秒2-11秒9-11秒9(3Fは36秒0)という上りを35秒7で一蹴。422キロと小柄だが、父系のステイゴールドに似た、クラシックロードの意外な穴馬になるかもしれない。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着流し
1着

10

相手

1

2

6

9

11

20通り 各500円

須田鷹雄の見解

ゴルコンダの前走は単にレコードというだけでなくタイムそのものがインパクトのあるもの。自分で競馬を作れるだけに、今回も再現可能と見て1着固定で。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
4ヨハネスボーイ(7人気)
10ゴルコンダ(1人気)
2コスモインペリウム(10人気)
11サトノゴールド(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

4

10

11

12通り 各400円

3連単BOX

2

4

10

11

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

3

4

5

7

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

1

相手

3

4

5

7

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

5

相手

1

3

4

7

10

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【実力伯仲】前走、長く良い脚を使って新馬戦を勝ちあがった9ディアセオリー。いきなり重賞を制するスケールの大きさを感じる。1ダーリントンホールは落ち着きがあり、レースセンスが高い。5レザネフォールも余裕残しの状態で新馬勝ち。上積みは大きい。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
1ダーリントンホール(2人気)
10ゴルコンダ(1人気)

鈴木麻優の見解

※8/25時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 私が2歳戦で一番重視するのは、追い切りの走りなどから、前走からの成長がうかがえるのかどうかです。なので、直前の追い切りをしっかり見て最後は決めようとおもいます。札幌芝1800で行われるレースで、コーナーが4つある小回りのために逃げ先行有利になります。本命視してるのは、ダーリントンホールです。新馬戦では、行きたがるところをしっかり内でがまんし、最後抜け出すという、新馬らしからぬまとまった内容。大型馬で、叩かれての上積みも見込みやすいですから、楽しみです。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

鈴木正の見解

※8/24時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ゴルコンダの2戦目は馬体もすっきりして動ける態勢。1番枠からハナを奪って、そのまま好タイムで押し切った。エンジンの排気量が他馬とは全く違うイメージ。軌道に乗って連勝だ。ダーリントンホールも好タイム勝ちでこの舞台へ。操縦しやすさが魅力で、ここでも有力。サトノゴールドは接戦を制したが、父ゴールドシップを思わせる根性が光った。ディアセオリーは競馬のうまいタイプで楽しみあり。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

伊吹雅也の見解

※8/24時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 最終的には騎手や枠順が明暗を分けそう。「前走の騎手が今回と異なる騎手だった馬」は2015年以降[0-2-1-21]なので評価を下げるべきだと思いますし、「枠番が7、8枠だった馬」は2015年以降[2-3-1-10]とまずまず堅実でしたから、出馬表の確定後に改めてチェックしてみてください。なお「“JRA、かつ芝1500m以上のレース”において“着順が1着、かつ2位入線馬とのタイム差が0.1秒以上”となった経験のない馬」は2015年以降[1-0-0-17]、「前走の上がり3ハロンタイム順位が3位以下だった馬」は2015年以降[0-0-0-12]と、それぞれ不振。早くから出走を予定していた馬の中ではゴルコンダあたりが楽しみです。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 2歳戦としては初めての中距離重賞。12年に施行時期が繰り上がって以降はややレースの質が変わり王道クラシック戦線とのつながりは薄れてきているが、それでも昨年このレースに出走した中の4頭が後に重賞を制覇しているように、今後を占う上で重要な一戦であることには違いない。

1.前走3番人気以内

 函館開催だった13年を除く過去9年で3着以内になった27頭中、25頭は前走1-3番人気だった。特に1番人気だった馬が7勝で複勝率33.3%と非常に良い。母数として前走上位人気に押されていた馬が多いのは確かだが、基本的にどんでん返しはないレースと見て良さそうだ。

2.上がりが掛かるようになっている

 09-14年(13年除く)のレースの平均上がり3Fタイムが36.0なのに対し、15-18年は36.8と明らかに上がりが掛かるようになってきている。よって、負荷が基本的に軽い新馬戦しか経験していない馬は近年苦戦しがち。前走新馬戦だった馬の複勝回収率は09-14年だと95%に上るのに対し、15-18年だと41%にまで落ち込んでいる。

3.欧州血統

 先週までの傾向や最終週ということを合わせて考えられれば、今年も全体時計、上がり共に非常に掛かるタフなレースになることが予想される。欧州血統はそのようなレースに強い。これまでも、昨年1着ニシノデイジーの父はハービンジャー、一昨年2着ファストアプローチの父はDawn Approach、同3着ダブルシャープの父はベーカバドなど、欧州で活躍した馬を父に持つ馬の活躍が目立つ。

 人気を被りそうだが、ここはゴルコンダに逆らえないレース。前走は開催初日で非常に時計の出やすい馬場だったが、体型や血統面からして今回のタフな条件に代わってパフォーマンスを落とすとは思えない。揉まれ込んだ際に一抹の不安を残すが、前走のようにマイペースで運べは自ずと結果はついてくるだろう。

 ダーリントンホールは重厚な血統背景を持つ英国産馬。初戦はやや太目残りも好内容で快勝した。叩き良化型だろうし、新馬戦よりタフなレースの方が本来合っている。ここでも好勝負。レザネフォールは好素材。新馬戦の時計自体は平凡だったが長く脚を使った点には注目すべきだろう。ここも末脚を活かす形で上位争いは可能。

 ディアセオリーはきょうだいの多くがダートを走っていたが、芝で新馬勝ちを上げた。馬場がタフになるのは歓迎で、ペースに対応さえできれば上位争いは可能。以下、初戦の上積みが十分にありそうなサトノゴールド、2戦目できっちり時計を詰めてきたブラックホール

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

5

6

7

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

1

相手

5

6

7

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

12

相手

1

5

6

7

11

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

同距離コース90◎ゴルゴンダ軸相当。人気でもこれという感じ。相手筆頭は初戦84○ダーリントンホール。初戦同距離コース筆頭64▲アールクインダム。あとは初戦値から伸ばせるタイプが食い込める可能性で☆エイリアス

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

4

5

6

9

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

1

相手

4

5

6

9

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

9

相手

1

4

5

6

11

30通り 各100円

田沼亨の見解

レコードで未勝利勝ちした10ゴルコンダが優勢。スピード能力は非凡で積極策から逃げ切りは十分。次位は1ダーリントンホールでデビュー戦の勝ちタイムは優秀で潜在能力は高い。▲は9ディアセオリーで実戦を経験しての変わり身は大きくチャンスは十分。

厳選予想 ウマい馬券