【コース上手】福島1700ダートは、
ショームの勢いが違う。東京マイルに良績はあるものの、7Fは少し短く、9Fは最後の100mで脚色が鈍る。使える脚に限りがあり、対応可能な距離の帯が案外と狭い。しかし福島1700mは、昨年・良馬場1分45秒4で突っ走った。直線がフラットな当コースは、4コーナー手前からスパートしても止まらない。新陳代謝のスムーズな夏場は、身体もよく動き調教メニューもスムーズに消化。体重の増減も少なくて済み、栗毛の肌艶が一段とさえる。
逆転があれば
ワイルドカード。無傷の3連勝で現級入りし、3勝クラスでも3着という実績を残してきた好素材。元が丈夫ではなく近二走は仕上げに苦労しているが、当該コースは1分44秒0で圧倒歴がある。
割って入れば
ロジペルレストの先行力。福島は4戦3勝、昨年11月・良馬場で1分45秒3、前回は1分45秒8と、二度のHレベル決着を制してきた。ただ、慣れたウッドチップコースが使えず、今回の仕上げは坂路中心。当日の体重は要チェック。
3歳馬
ビルジキールの勢いも目を見張るものがある。脚抜きのいい馬場コンディションが合っていたにせよ、
猪苗代特別を従来の記録を0秒2更新する1分43秒1のレコードで圧倒してきた。
前崩れの決め手なら勝負なら
スウィフトレイド。連れて
ノーウェイがゴール前漸進。
サクラエンパイアも、昨年
横手特別で当コースマクり勝ちがある。