【おれってストロング】
ストロベリームーンは55キロで連対多数、3勝クラスでの実績は最上位といっていい。ダート成績は[4431]と安定度がきわめて高く、新潟の1200mで初勝利をあげ、2勝目は中京1200m、4勝目は昨年夏の新潟6ハロン・
岩室温泉特別だった。坂コースや1400mの距離でも上位争いができているが、新潟コースに限れば[2100]。平坦の左回りは走りが一層滑らかになる。440キロちょっととサイズは小振りだが、中間CWで長め6ハロンをしっかり追えた。鞍上のデムーロとは2戦して1勝2着1回、相性もバッチリだ。
対抗はやまびこS3着馬
アスタースウィング。新潟1200mは前年・
苗場特別を57キロの斤量で、良馬場1分10秒4で先行勝ちをはたしている。7月31日の調教では坂路51秒0-36秒9-12秒7という好タイムを計測、状態もいい。
リモンディも上位争い濃厚。5歳馬ながらダート・キャリアはまだ8戦(4勝)。高速タイムや休み明けにも良績があり、今回も美浦トレセン入りしてみっちり、1か月以上入念に乗り込んできた。
オルトグラフは新馬・
なでしこ賞を連勝、交流重賞・兵庫ジュニアグランプリを2着に食い込んだ3歳馬。近二走は低調だが、距離適性や身体作りを見直し闘志とスピードが戻ってきた。
アーバンイェーガーは戸崎Jとのコンビで二走前BSイレブン賞を二番手追走から2着に流れ込んでいる。追い込み一手ながら、
ハニージェイドは最速の上りで前走やまびこSを0秒4差に追い上げてきた。