【波乱含み】ヌンカプトは乗り込み順調で仕上がり良好。末脚の力強さも魅力で初戦から力量発揮を期待。アメリカンニーニャは追われつつ良化示し力強い動き見せる。条件適性もうかがえ好勝負十分。タレントバイオも意欲的な追い切り消化し動き上昇中。ジニアテソーロも水準級の動きを見せており上位争いの候補。フジコウキも気配は良好で、アールウェルスやキンバリープロセスなどにも注意したい。

【パワー上位】アメリカンニーニャがパワーで寄り切る。米国イアリングセールで26万ドルをつけた、名前通りの米国ダート血統。なるほど馬体は520キロ前後、パワー配合だけに一気の加速とはいかないけれど、坂路・CWの時計も水準以上。東京ダートマイルを狙っての東上です。

　関東のエースはヌンカプト。江田Jがつきっきりで、稽古の動き軽快。ワンビリーブは、最終追い切りは6Fからミッチリやった。

　もう一本足りないが、アールウェルスのポテンシャル。クリアミッション、フジコウキ、ジニアテソーロなど連下はチョイ荒れ。

【順当】4キンバリープロセスはパワーあるスピードタイプで、初戦から注目してよさそう。8アメリカンニーニャも条件的に合いそうで、相手筆頭に指名する。5タイアンキチジツはいきなりから動けそうで減量騎手起用もプラス材料。3ネオデレヤも素質的に見どころ十分で善戦以上が期待できる。11スズカゴウケツは初戦微妙も流れに乗れれば上位まで。底力がありそうな10ジニアテソーロが連下の穴。

これだという中心馬不在。どれが人気になるのだろうか。この同距離コースで相性の良いヘニーヒューズ産駒2頭も状態今一つ。というわけで、ダイワメジャー産駒のほうから◎ジニアテソーロを抜擢。相手も人気なければ配当としては期待できる。

ひと追いごとに反応が鋭くなってきた8アメリカンニーニャが主力。勝負根性があり初戦から期待できる。○は6ヌンカプトで素質は高く能力は上位。