【上位拮抗】サトノフラッグはディープ産駒らしい質の良いフットワーク魅力。乗り込み入念で仕上がり良く初戦勝ちに期待。フィリオアレグロもディープ産駒で将来性豊富。追われつつ反応良化がうかがえ勝機あり。レッドルレーヴも血統背景優秀で態勢も整い好勝負十分。エボカシオンも素軽さ出ており争覇圏。デジマノハナも水準以上で。ブロフェルドやマイネルドゥマンなどにも注意を払いたい。

【宝物】本年の藤沢厩舎は、2歳牝馬は宝の山。気配は地味だが、レッドルレーヴもその中の一頭。父はキングカメハメハ、母ラストグルーヴは、エアグルーヴ・ダイナカール系の直系。賢そうな広い額、調教の伸びも合格点をあげられる。

　ただ対抗のサトノフラッグ、そしてフィリオアレグロも、クラシックど真ん中が予想されるディープインパクト産駒。馬券は慎重に、上位3頭のボックスから入ったほうがいいのかもしれない。

　エボカシオン、ブロフェルド、アラタ、マブルークも、1勝はすぐ。

【順当】1レッドルレーヴは仕上がり良好で初戦から動けるとみて中心視。13フィリオアレグロは初戦微妙の感はあるが、素質的に上位とみるべきだろう。2マブルークも見どころがありそうなタイプでいきなりから期待。7サトノフラッグは将来性を含めて注目できる存在だ。8エボカシオンは乗り込み順調で連下にマーク。底力がありそうな10ホウオウゴーストも押さえておく。

ここも先の新馬戦同様ちょっとつかみきれないメンバーになっている。キンカメ産駒の同距離コース相性で鞍上ルメールならば◎レッドルレーヴは良さそう。だが人気になりそうなので妙味はないだろう。これでオッズが良ければいいのだが。

調教でオープン馬に先着した13フィリオアレグロが主力。能力は高く血統背景も魅力。対抗は1レッドルレーヴで仕上がりは万全で好走は必至。