【大人びてきた】
シュヴァルツリーゼは、気性さえコントロールできれば、オープン近くまで出世可能。追い切りも含め、走りは乱暴でおっかない。ただ、母は独
オークス2着。一族に独ダービー、
オークス馬がずらり。
ゲルマン魂が全身に詰まった黒鹿毛です。デビュー戦の東京9Fは、ラスト12秒-11秒1-11秒0(3Fは34秒1)というレースラップに対し、自身のソレは33秒6。ラスト1F近辺で推定10秒5くらいの猛烈な脚を使っている。道悪の弥生賞を2着に力走した反動は意外に大きく、皐月・ダービーはガス欠を起こし、イライラ状態も続いたが、リフレッシュ期間を設け、フォームや口向きを矯正。スムーズな加速で併せ馬で追走併入できるようになった。対抗一番手は
ミスティックグロウ。東京2000を上り33秒0、新潟1800mを上り32秒4でブッコ抜いた大器。ノドの疾患に悩み、足踏みした時期もあったが、長岡Sで最速の上りをマーク。今度はバチンとムチを入れて追っても大丈夫。
スパイラルダイブは、春最後の
ジューンSは不良馬場。その疲れが抜けず態勢を立て直してきたが、東京9Fは[2100]、切れが生きる。勝ち負けにはちょっとだけ足りていないが、
ジークカイザーは佐渡Sを1分57秒5・0秒2差に頑張った。スンナリなら
ウインガナドルの前残り。
ミッキーブラックも折り合えば、このクラスはいつでも卒業できる。