【満を持して】
エアジーンは牝馬クラシックの台風の目、注目の素質馬が満を持しての登場だ。新馬戦は、重馬場・中山の急坂を連続11秒台で豪快にパンチアウト。馬場差2秒を勘定すれば1分49秒4は破格。中山開催を目標に乗り込みは丹念、態勢も整った。
ペレとの叩き合いが第一本線。まだいかにも薄っぺらい造りでも、東京マイルを2連続で上り33秒台を計測。兄は
菊花賞2着、血統は晩成系。完成はまだだが、それでも前走よりは確実にたくましさを増している。
ウィクトーリアも、新馬の時計だけなら、文句なしにクラシック級。しかし、まだ腰が細い。当日パドックで、今一度トモの形状など確認しよう。○▲の伸びがジリジリなら、
エトワール、
クィーンユニバンスにも連下の目が出てくる。