【一変に期待】
エアジーンが造り直し、能力を見直し。新馬戦は、重馬場・中山の急坂を連続11秒台で豪快にパンチアウト。馬場差2秒を勘定すれば1分49秒4は破格。初陣一発でクラシックが見えたように思えたが、次走まで5カ月のブランクあり。14キロという数字ほどは太く見えなかったが、腰がグニャリ、歩様に力強さを欠いていた。
勝負どころで反応できず4着に終わったが、中間微調整を完了。石橋は調教騎乗機会あり、才能通りなら豪快な一気差しも十分。
対抗は
エトワール。前走は本命に先着、ラスト3F・12秒0-11秒2-11秒4という速いレースの上りにも、自身34秒4で我慢強くついていった。
単穴は
メッシーナ。まだシャキっとしていない造りの中で、初陣の上りが34秒1。中山1800mのレース内容は、ほぼ完ぺき。兄の
ヘリファルテや
ブレステイキングと同じく、やや晩成系。兄たちはキャリアを積み踏ん張りが効くようになっていったが、妹は牝馬のぶん、成長曲線も早め。
小倉戦ながら、トロハは9F通過・1分49秒2というミドルペースを踏み2分1秒5で勝ち上がってきた。
グランデストラーダ、
アックアアルタも連下なら。