過去10年のうち7回この時期・この条件で組まれてきたレース。そこでは昇級組が[2-2-2-5]の複勝率54.5%、回収率単106%・複101%と好成績をおさめてきた。ただ4歳馬が中心なので制度が変わった現在そのまま適用することはできず、あくまでヒントとしたい。
そのヒントをどう読み解くか。好走した6頭は「もともと1000万で勝ちかけ→降級→500万をすぐ勝ってここ」というような馬ばかりだったわけでもない。降級前に勝ちあぐねていた馬や、降級して足踏みした馬もいる。つまりこのレースにおいて重要なのは能力の絶対値ではなく、ダート2400mという特殊な条件への適性なのだというのが結論だ。
今回のメンバーでダート2400m(他場も含む)に実績があるのは○
ミラクルヒッターと▲
イルフォーコンなのだが、ともに後ろからいくタイプ。このレースはかなり先行勢が強いので軸にはしづらい。そこで、前走先行で成功した◎
レオステップアップから入る。2100m勝ちからの初距離という点に期待する。