【もったいない】
バイマイサイドは、このクラスで足踏みする馬ではない。近親は
サングレーザー、ポテンシャルは知っていた。三走前・9月の小倉戦は、7か月振りの実戦、馬場は重。484キロという大幅馬体増も含め、正直半信半疑でみていたが、終わって見れば1勝クラスではモノが違った。昇級戦・
鳴滝特別は、スローの上り勝負とはいえ、上り3を推定12秒0-11秒1-11秒3(34秒4)。正味2Fの瞬発力決着をスパリ。あっという間に2着を0秒5とちぎって捨てた
。前走の
オリオンSは超スロー、1番枠がアダ。前が塞がり行き場をなくし、もったいない4着に終わったが、ラスト4Fのレースラップは11秒9-10秒8-11秒3-11秒6。自身の上りは33秒5、0秒2差の4着なら、すぐにジャンプアップ可能だ。
マスターコードは、春先・
白川特別を2分24秒1・上り33秒9で快勝。休み明けを5・2着、現級突破は目の前。三番手は3歳馬
モズベッロの勢い、長い距離ではまだ底を見せていない。
ステイパーシストは、中山2500mは[1030]という実力派。乱戦になれば、当コースに2分23秒2・2着がある
フェイズベロシティ。まだ完調ではないかもしれないが、
マコトガラハッドは、
アルゼンチン共和国杯3着馬。
ノチェブランカも差はない。